「BTS」JINヒョン-沼にハマって感じてみた|20‐BTS新規ARMY活動記
「Dynamite」を踊る「BTS」が私のところにやってきて30日が経ちました
3/12(金)に「BTS」が私のところにやってきて30日。
つまり「沼落ち」して30日、ちょうど1カ月なのでずっと書きたいと思っていたことを書く。
JINヒョンの魅力
韓国語で“お兄さん”を「ヒョン」と呼ぶ、と知った時から「BTS」の動画の中の「ヒョン」というワードを注意深く聞き漏らさないようにしている。
「ヒョン」。
かわいい。
年齢による上下関係に厳しい韓国では、年上の先輩のことも「ヒョン」と呼び、敬意と同時に親しみを表すらしい。
「BTS」で一番年上なのがキム・ソクジンさん、「JINさん」。
「BTS」の「ヒョン」、「JINさん」。
まず「JINさん」が素晴らしいのは、愛称が「JINさん」の一つ、という点。
「BTS」のメンバーは、本名のほか、ボーカルネーム(?)を複数持っていたり、ファンが呼ぶ愛称もいくつかあって、新規ファンにとってはファン歴を見透かされるような、本気度を試される踏み絵のような、そいうものが「どう呼ぶ?」だった。
その点で、「JINさん」、、、安心させてくれる存在。
「安心させてくれる」ということでは、それ以外にも「JINさん」が持つ独特の安定感、、、そのことを書きたい!
「JINさん」は一番年上ということで、「BTS」に加入したのは大学生の時。ほかのメンバーが中高校生だった時にひとりだけ少し先にオトナだった。
その差が、少しあるのかな、という気がしている。勝手ながら。
デビュー直後、ほかのメンバーが、(楽曲上)思春期全開のこじれ方をしているときも、ブルーやピンクやオレンジに髪色を変えているときも、それに比べて「JINさん」の“変化のふり幅”は狭いように思う(オレンジやグレー、金に染めているときもあったようだが、全般通じた“ふり幅”としてはさほど驚くものではない、ですよね?)。
もともと「HIP HOP」系とは縁がなかったのでしょう。
(普通に生活してたら、今の「BTS」の他のメンバーとは絶対友だちにはなっていない感じはする!)
甘く繊細で、品の良いお顔つき。どのメンバーより育ちがよさそうな面持ちですから、最近のハイファッションのスタイリングがとてもお似合い。
白いシャツにクルーネックのセーター!
ペールトーンのWのスーツ。短め丈のボックスシルエット!
小さな襟の白シャツ、小さな蝶ネクタイ。とてもお似合い。
「アイドル」とは“存在”
「JINさん」を、7人の中から特定できるようになった時、「ああ、アイドルだなあ」と深く感心したことを覚えている。
愛くるしいキャラクターと、美しい正統派の韓国アイドル顔。
メンバー紹介の際には、みずから「World Wide Hudson(ワールド・ワイド・ハンサム)」と口に出し、先陣をきって周囲を笑わせる「JINさん」。海外メディアでのインタビュー動画では、彼の発言によって雰囲気が変わる瞬間を何度も見かけた。発音やイントネーションを気にせず英語(単語!)で伝えようとしている姿も「JINさん」だ。
「正統派の韓国アイドル顔」といえば、正直「アレ?ほかのグループに似たお顔の人がいなかったっけ?」と思ったほどだ。
少し前の世代の「K-POP」アイドルファンにもなじみ深い。
「J-POP」にも、見慣れた部分を見つけることができる。
ただ(比較しておきながら、失礼をお許しください)、プルっとした唇とまっすぐな瞳で「JINさん」が“K-POPアイドル”をアップデートしたような気がしている。
「テテ|Vさん」「ジョングクさん」も、もちろん超イケメンでルックスで言えば最上級なのは世界も認めることころですが、“アイドルという独特のカテゴリ”で言うと「JINさん」が誰よりも体現している、そう感じている。
「JINさん」=清潔感と愛らしさ、親しみやすさ。最新アイドルのカタチ。
もうひとつ「JINさん」をアイドルらしいと思ったのは、「Dynamite」を見続けていた段階から、ほかの楽曲のミュージックビデオに目を移したとき。
「Lights」「Boy with Luv」「Fake Love」「Crystal Snow」「Dyonisus」、、、「BTS沼」に落ちて1カ月の私でも、「JINさん」の歌声が魅力的な楽曲のタイトルは次々に上げることが出来る。
歌唱の観点では「BTS」の7人はそれぞれ個性的な魅力を備えている。(ここではそれぞれの魅力の紹介は割愛する)
その7つの声の中で、中間の音階から高音への安定した伸びやかさは「JINさん」!とわかる。ニュートラルなポジションで、まっすぐ高音域を歌う「JINさん」。
高音域では、特にファルセット(裏声)への切り替えの部分。少しだけ無理のある部分だけ、すっと抜く限定的なファルセット。
この瞬間。
彼のパートの「安定感」からちょっとだけはみ出す、、、聞いていて、どうしようもなく心を乱される刹那、、、「JINさん」に感じる“自然体”の先=もしかしたら彼はとんでもなく無理をしているのではないか? と。
「個性的」という点では、ほかのメンバーへ席を譲る。
ただ「JINさん」の歌唱は、歌唱は、、、心に響くのだ。
こんな感傷を与えてくれる存在、それは私たちの「アイドル」。
朝、目覚めたら泣いていた
「BTS沼」に落ちて10日目くらい。
目頭があたたかく、頬に暖かいものが伝わっていく感覚で目が覚めた。
その時、枕もとのスマホから流れていたのが「Lights」だった。
日本語の楽曲だったということもあって、その瞬間「BTS」の「Dynamite」以外まだ知らないプレイリストから流れるメロディーがメッセージとなって、私の中に入って来た。
そのメッセージのパートを歌っていたのが「JINさん」だった。
喧騒の中で時が止まる キミと音で繋がる
You’re My Light いつだって僕の心に差し込む
目を閉じてみれば 暗闇の中で Your Light
グループには、その特長を決める「支柱」があるはず。
真ん中のゾーンをしっかり守り、常にふり幅は少なく“らしさ”のさじ加減を握る存在。大げさかもしれないが「JINさん」にはそんな役割を担い、さらにその自覚があるようにも感じている。
・メンバーのいる場所の雰囲気を真ん中に保つ。
・メンバーそれぞれの個性をつなぎアイドル性をを保つ。
・楽曲の歌唱の音階の中間部分を安定的に保つ。
“ボーイズ・グループ・アイドル”としての覚悟が誰よりも強いのが「JINさん」、そう私には見えている。
遠慮と怯え
以前、“ただただ美しい”と書いた「Dynamite」のパフォーマンス。
1点だけ、1点だけ気になる箇所があった。
横を向き、後ろに態勢を傾ける振り付けの場面。
ひとりだけ、少し顔を前に向けていて、後ろに倒す角度が浅いメンバーがいた。あとになってそれが「JINさん」とわかった。(十分美しいフォーメーションなので、問題にすべきことではないです!)
「JINさん」はこの時、前の鏡を見ていたのではないか?
彼だけ、ダンスやボーカルの経験がないまま「BTS」メンバーに加入し、18歳を過ぎてからその両方の取得をしなければならず苦労した、という話を聞いた時、今の“完璧なアイドル”のパフォーマンスにそんな背景があったことにひどく驚いた。
そして努力で乗り越えてきた今でさえ、天性の才能を持つメンバーや物心ついた時から音楽やダンスを習得してきたメンバーに対し、どことなく遠慮や怯えが現れている姿が、この“鏡を見ている「JINさん」”なのではないか。
「走れバンタン EP.136」で、一般の人(スタッフ?)が動画をみながら「BTS」のダンスをまねるのを見て、どの楽曲のパフォーマンスかをあてるクイズをしていた。
そのクイズで、だれよりも正解していたのが「JINさん」だった。
また、映像ではなく「ダンスの手順を言葉で表したもの」からどの楽曲のどの部分のダンスか?というのにも、「JINさん」は正解を繰り返していた。
ダンスリーダーの「J-HOPEさん」、「JIMINさん」や「テテ|Vさん」が全く要領をつかめず回答できないのと対照的に。
このエピソードを見て思ったのは、「JINさん」が誰よりダンスの動画を繰り返し見ていた結果ではないのか? ダンスをロジカルな動きとして繰り返し自分自身の中でしみこませていたのではないか? ということ。
元々ダンスが出来る人(「J-HOPEさん」や「JIMINさん」)は感性や直観で踊っていて、それを言葉に置き換えたりすることはないのだろう。一連の流れやビートや陶酔(集中)で踊れてしまう。
一方、振り付けの意味や動きの段取りや、基準からダンスを習得するタイプ。正しさ、求められている役割を気にする性格、、、。それが「JINさん」だったとしたら。
常に、ほかのメンバーの動きを観察し、間違わないように遅れないように慎重に慎重にダンスをしてきた「JINさん」、、、。
練習動画で、前の鏡を見過ぎるあまり、体勢が前向きになってしまう「JINさん」、、、。そんな姿と、このダンスクイズで、どの楽曲のどの部分かを誰より当てられる「JINさん」が重なった。
歌唱について
「BTS」のメンバーが、アルバム「BE」についてインタビューし合う動画(BE-hind Story)。
インタビュアーの「ジョングクさん」から「ソロ曲以外で、これまでの楽曲の中でこれは自分のための歌だった、と思えた楽曲は何か?」と問われたのに「JINさん」は、「今までそう感じた曲はなかった」と答えている。
「なぜなら、ボクの音域は中途半端なんです」と。
(「強いてあげれば Boy with Luv」と照れながら付け加えていましたが)
歌唱についても、優先するのは作ったメンバーのこと。低音の「テテ|Vさん」と高音の「JIMINさん」。その間で、どう自分が役割を果たすか。加えて、ディレクターの求めることは覆られないので「指示通り歌う」と言う「JINさん」。
ここでも、常にほかのメンバーの特長を理解し、求められた役割を果たそう、足りないところを埋めようとする「JINさん」のスタンスが垣間見えた。
花様年華
「JINさん」を思うとき、迫りくる「期限」について考えざるを得ない。
真っ先に「兵役義務」につかなければならいのが、グループ一番の「ヒョン」だ。
彼ひとりが一足先に「BTS」をお休みすることになるのか、他のメンバーと一緒に抜けることになるのか、まだわからない。
ただ、真っ先に「BTS」ではない場所で慣れない体験をすることになるのは「JINさん」になるだろう。その時彼は、その場所で出来る最善の努力をするだろう。求められる役割を果たし、期待される姿になるために。歌とダンスを習得したときのように、ひとり「ヒョン」の重荷と覚悟をもって。
彼が背負っている責任と切なすぎる境遇を、どうにかして小さく小さく切り刻んで見えなくしてしまいたい。
お休みの前と後とで、変わっても変わらなくても、何があっても何もなくても、みんなみんな「JINさん」が大好きだ、そう言ってあげたい。
「BTS」の「ヒョン」に。
花様年華
人生で最も美しい瞬間、青春
Young Foever
EAT JINで笑おう
いやあ、衝撃的な映像ですね、どれもこれも。見るたび笑わされます。
彼の魅力が詰まった「EAT JIN」。
「JINさん」が口いっぱいに食べ物を詰め込んだとき、私たちも幸せを感じる(いや大爆笑なのだが)。
「EAT JIN」で笑おう。
「BTS」の「ヒョン」と笑おう。
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