海外ライブ渡航準備|J-HOPEソウルver.〈渡韓のしおり〉
忘れもしない、2021年3月12日(金曜日)。
その日。
突然「BTS」の沼に落ちた新規ARMYです。
沼落ちした日の、そのほぼ2年後の2023年2月15日0時、突如告知された「SUGA|Agust D D-DAYツアー」で海外へ行って以来、ライブ観戦を目的に海外へ行くこが癖になってしまいまして。
これまでに、ソウル、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ(オークランド)、シンガポールにライブ観戦に出かけた経験から、『海外ライブ渡航準備』の個人的メモをまとめたいと思います(今回は J-HOPE ソウルver.=〈渡韓のしおり〉)。
※2025年1月20日時点の情報です。
※あくまでも個人的メモの延長です。気になる点があれば参考にしてください(不安をお持ちの方コメントください、一緒に解決しましょう)。
2025年の始まり。
あんなに遠くに感じていた2025年。
BTS “7人の再結集の成功” を祈るため。
その道程を並走するぞ!の意気込みと、“今が一番若いんだから”と自分を鼓舞し、
なによりシンプルに“当代最高峰のエンターテインメント”を堪能するため。
J-HOPE [HOPE ON THE STAGE] ツアー、ソウル開催日程(2/28、3/1、2)に、かぼじゃごー!
J-HOPEソウルver.〈渡韓のしおり〉
ライブ会場
今回の “J-HOPE [HOPE ON THE STAGE]”。
ソウル公演の会場は、2023年8月の「SUGA|Agust D D-DAY」の追加公演のときと同じ「ソウル KSPO DOME(オリンピック体操競技場)」です。
最寄りの地下鉄の駅は
ソウル市メトロ9号線、または、メトロ5号線(馬川支線)の
「総合運動場駅|종합운동장역|Sports Complex」です。
2023年の夏は、とにかく暑くて。
はじめて向かう会場で、とても緊張して歩いた(走った)ことを覚えています。
海外ライブは、移動の土地勘もなく、ライブ会場の様子もわからず、とにかく開演時間に遅れずに会場にたどり着けるか…。
目的は、あくまでも“ライブを堪能すること”なのに、それ以前のことで不安なことが山積みで…。
そんな心細さを払拭し、万難排しライブに集中できるよう。
回避できるリスクは回避し、できる準備は準備して。
心配し過ぎと言われようと、やることはやる。
そして「最後にはうまくいく(うまくかせる!)」の強い気持ち!
…そんなこんなの、過去の海外ライブ渡航で体験したこと→今回準備すること(メモ)を記します。
〈海外ライブ旅のしおり “J-HOPE ソウルver.” 〉として、どなたかのお役に立てればうれしく思います。
ライブ観戦|会場にて〈ライブ当日〉
J-HOPE [HOPE ON THE STAGE]
□ 公演チケット(interparkモバイルチケット+身分証明)
※モバイルチケット(QRコード)はinterparkマイページ表示
※「身分証明」はパスポート
※事前に「顔パス登録」をしておくと「本人確認」省略で入場可
※「顔パス登録」なしの場合「IN-PASS専用窓口」で本人確認あり
★IN-PASS専用窓口(チケットブース)オープン
・2/28(金)11時~
・3/1(土)10時~
・3/2(日)9時~
□ 会場持ち込み可サイズバッグ
特に規制なし
※会場外に物品保管所が設置あり(有料)
※会場内で荷物をまとめるビニールゴミ袋を持っていくことをお勧め
□ 会場持ち込み品(飲食品)について
全ての飲食物は持ち込み禁止(水についての除外の記載なし)
□ 当日タイムライン
渡航準備(出国/入国)
□ パスポート〈残存有効期間:3ヶ月以上〉
※念のため「パスポートコピー(控え)」もあるとよい
□ 海外旅行保険
加入済み/クレジットカード付帯などの海外旅行保険の内容を確認しておく
※不足があるようであれば加入を検討
□ 緊急連絡先リスト
(在外領事館、保険会社、クレジットカード会社)
※スマホが使えない場合もあるため紙のメモがあるとなおよい
ーーーーー
□ Visit Japan Web(入国手続)登録
※帰国時の日本入国用
https://www.vjw.digital.go.jp/
ーーーーー
□ たびレジ(外務省 海外安全情報配信サービス)登録
□ 海外安全情報アプリダウンロード
現在のソウル(韓国)の政治的混乱の状況下、安全情報に常にアクセスできるように、アラートが受け取れるようにしておくのは必須!
海外旅行保も、加入状況と保障内容の確認はしておくべきかと。
★Tips〈入国イミグレーション〉
ソウル入国の際、ライブ観戦のような短期滞在であればビザも「渡航許可(K-ETA)の申請」も不要(2025年末まで免除)。
必要なのは、ソウルへの飛行機の中で配られる「入国カード」に必要事項を記入して、入国審査の時にパスポートと一緒に提出することです。
※「入国カード」を記入するための筆記用具は機内持ち込み手荷物に入れておきましょう。
※「入国カード」には、パスポート情報と「搭乗便名」、加えて「現地滞在先」の記入が求められるので、「現地滞在先=ホテル名、連絡先電話番号」がわかるメモ(参照できるもの)が手元に必要です。
ソウル宿泊先エリア
★Tips〈ホテル選び〉
KSPOドームの最寄り地下鉄駅が「総合運動場駅|Sports Complex」ですので、
・地下鉄9号(ソウル市メトロ9号線)沿線の駅の、駅近くにすると便利。
・ソウル駅(や東大門)方面からですと、地下鉄5号(ソウル市メトロ5号線馬川支線)も利用できるので、地下鉄5号もあり。
※ソウル市内は道が悪く坂も多いので、歩きにくいです。
特にスーツケースを引いて歩くのは大変なので、ホテルは駅に近い場所を選ぶことをお勧めします。
※グレードや価格帯によりますが、ソウルのホテルは「バスタブ」がないホテルも多いので「バスタブあり」か「バスタブなし」かは確認してホテル選びをすることをお勧めします。
ソウル市内移動
【地図&乗り替え・運賃】
□ Googleマップ| https://www.google.co.jp/maps/
※ハングル不要、日本語検索で乗り換えまで検索可能
※渡航前に空港、駅、ホテル、会場、行きたいところを“お気に入りに登録”のこと
□ コネスト地図(web)| https://map.konest.com/
※完全日本語の韓国地図
※「ルート検索」をすると地下鉄やタクシーの運賃がわかります
・iOS: https://apps.apple.com/jp/app/id1048869170
・Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.konest.map.jp&hl=ja
★Tips〈地図アプリ〉
Googleマップは、日本語(漢字やひらがな)で検索でき、地下鉄やバスの乗り替えも十分に機能するので十分に使えます。
※ハングルの入力やコピペが不要です。
※Noハングルで行動できます。
よく「カカオマップ」や「ネイバー(NAVER)」をお勧めされますが、検索でハングルが必要だったり、ハングル(韓国語)で表示されたりして、結局めんどうだったり読解ができなかったりします(翻訳アプリの併用が必要になる)。
普段使ってるGoogleマップに、空港、駅やホテル、会場、行きたい場所を“お気に入り” に登録しておけば、現地でGoogleマップがそのまま使えます。
ハングルなしでソウル移動OKです。
無理にハングル使う必要なしです。
【プリペイド/交通ICカード】
以下のいずれかがあればキャッシュレスで地下鉄やバスに乗車できます。
プリペイドの利用状況や残高確認は、専用アプリでいつでも確認できるので、残高が足りなさそうになったらチャージ!
A)WOWPAS(プリペイドカード・交通系ICカード)
地下鉄やバスの乗り降りに使える(T-Money機能を内包)ほか、買い物や現地通貨「ウォン₩」の引き出しにも使える外国人旅行客専用のプリペイドカード。
円でも、クレジットカードからでもチャージできる(VISAは利用不可、MasterCard、JCBカードは利用可能)。
円でチャージして、引き出す時は現地通貨「ウォン₩」にすることで“両替機能”になる。
入手には「パスポート(番号)」の登録が必要。
現地空港や地下鉄の駅、ホテルなどで入手できるほか、事前に通販的に入手し準備しておくことも可能らしい。
□ WOWPASアプリ(チャージ/出金/決済/残高照会)| https://www.wowpass.io/
B)T-Money(韓国国内交通ICカード)
シンプルに交通系ICカード(日本のSuicaの感覚)。
チャージは現金(ウォン₩)でのみ。駅にあるチャージ機で手軽にチャージできる。
チャージ用に現地通貨「ウォン₩」が手元に必要になるので、先に両替をしておく。
入手には「パスポート(番号)」の登録は不要。
現地空港や地下鉄の駅、コンビニなどで入手できる。
□ T-Moneyアプリ(残高照会)
・iOS: https://apps.apple.com/jp/app/id1484358047
・Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.rwal.tmoney&hl=ja
C)気候同行カード|climate card(ソウル市内交通ICカード)
定額で一定期間乗り放題のプリペイドカード。
利用初日に定額分をチャージするだけで乗り放題になるのは楽ちん。
残高不足を気にする必要がない。
ただ、使える範囲は「ソウル市内のみ」。
仁川空港はソウル市ではないので、「仁川→ソウル市内」の移動には使えないようです(「ソウル市内→仁川」は利用可能)。
金浦空港内のコンビニ、ソウル市内のコンビニで販売されている。
※ただし売り切れの場合あり
https://english.seoul.go.kr/policy/transportation/climate-card/
「気候同行カード|climate card」ですが、前回の渡韓時に使ってみようと思い金浦空港駅(地下鉄)のコンビニ2軒を回りましたが、いずれも「売り切れ」と言われました…。数量限定なのか、あまり流通していないのかもしれません(実験中?)。
★Tips〈交通用ICカード〉
個人的には「T-Money」を使っています。
移動は「T-Money」、買い物や飲食にはクレジットカードの「T-Money+クレジットカード派」です。
実ははじめての渡韓の際に、「WOWPASS」を入手しようとしたのですが、金浦空港駅の「WOWPASS発行機」にそこそこ行列ができていて、操作に戸惑っている人もいるのを見て(時間がかかりそうだと思い)、「WOWPASS」はやめてより入手が手軽だった「T-Money」にしたので、それ以降は渡航のたびに「T-Money」を使っています(残高をそのままで、追加チャージしながら使っています)。
また、ローカルの飲食店、屋台などでは「支払いは現金のみ」というお店もあるので、「T-Money」チャージ用と飲食用で手元に現地通貨「ウォン₩」が必要なので、空港の両替所(銀行)で数千円分の現金はやはり必要です。
両替の“両替率”では「空港は不利」「XXXの換金所が良い」「WOWPASSが特典もあり有利」なさまざまな体験談をお聞きしますが。
「無駄な買い物をしない」のが絶対的な節約方法だと信じ、空港でサクッと数千円の両替をし、その中で「T-Money」チャージ用と現金のみ店を賄います。
もし滞在中に現金(ウォン₩)が不足しそうになったら…街中の両替所(ホテルなど、自動機)、クレジットカードのキャッシングなどを使うつもりでいます。
★Tips〈駅名〉
ソウル地下鉄。
駅名が、とかくトラップ(間違いやすい罠)で。
当たり前にハングル表示で、冷静になればなんらかの漢字かカタカナの表示が見つかるのですが、
急いでいたり焦ったりしていると、探せない(読めない)!
またハングルの音(読み)のローマ字表記は日本式のローマ字表記とは違う。
駅名。特に乗り換え駅や、行く方向のホームを探すための行き先駅などは、
ハングル→ローマ字表記/漢字表記を事前にメモ(キャプチャ)しておくことを強くお勧めします。
また、駅には番号が付けられていますので、番号で判断するのもありです。
まじで、ハングルはトラップです。
焦ると本当にどこにいるか、どっちに行くのか、わからなくなります…。
【観光/イベント情報】
せっかく海外へ行ったのなら、できれば観光もしたい?
□ VISIT KOREA| https://japanese.visitkorea.or.kr/
海外滞在必需品(共通)
□ クレジットカード(VISA/Master)
□ 現地通貨(現金)※両替場所確認
□ スマートフォン
□ モバイルバッテリー
□ 現地通信回線:ローミング/Wi-Fi/SIM/eSIM
□ 現地コンセント用 変換プラグ(A/SE/C)、変圧器(220V)
現地通信回線とバッテリー
とにかく海外では「スマホ」が生命線です。
すなわち「回線」と「バッテリー」に不安があると、それだけで気力が消耗します。
特に今回は「モバイルチケットのみ」です。
会場でinterparkサイトにアクセスしてマイページにある「モバイルチケット」のQRコードが入場券となります。
(事前の「顔パス登録」が本人確認になります)
現地会場でスマホを使うことで入場が可能になるのです。
会場の入場の際には、来場者が一斉にモバイルにアクセスするので、回線がつながりにくい状況になるかもしれません。
会場に近づいたら余裕のあるうちに一度アクセスをしてマイページを表示させておく、落ち着いてリロードをするなど、対策の余地はあるかもしれません(心づもりをしておくだけでも焦りは減らせるかと)。
現地通信回線:ローミング、Wi-Fi、SIM/eSIM。
いずれの手段か、自分のスマホ利用状況に合わせて選び、渡航前に手続きを済ませましょう。
★Tips〈eSIM〉
「eSIM」は、お国ごとにその国内のネットワーク(回線)を使い、
かつデータ制限(容量)の範囲で提供されるものです。
どの提供会社(kloolやWorld eSIM など)により提供されているか=プラン/パッケージ(=契約内容)なので、契約されるときにはプランの内容=「ネットワーク(現地回線)」と「使えるデータ容量(使い放題か、容量の上限制限ありか)」をチェックしてお選びになるとよいかと思います。
どこで購入するか/契約するか、よりもどんなプラン=①ネットワーク回線、②データ容量、を確認されることをお勧めします。
バッテリー
海外では、日本で普段使っているスマホでもバッテリーの減りは早いという感覚です。
それは、ネットワーク回線を探しに行く(海外現地回線)電力消耗だけでも日本で普段ドコモやauやソフトバンクが当たり前に接続できるのとは違うからだと思います(ほかにも理由はあると思いますが)。
バックアップのモバイルバッテリーを用意するのは必須(容量が十分か事前に確認)。また充電できるコンセントを見つけたらこまめに充電する(空港やホテルやカフェなど)。
そのために充電コードを持ち歩くこともお忘れなく!
ライブ観戦必需品
とにかく会場には身軽に入ることです。
入場時、セキュリティチェックでカバンの中身は見られることを前提に。
また、盗難やスリなどのリスクを避けるため、会場内での行動を機敏にするため、とにかく荷物は少なくすること。
VIPエリア(アリーナ)持ち込み品。
極論。
・貴重品(財布、クレジットカード、パスポート)
・スマホ
・バッテリー
以上、です。
加えるなら、
・タオル(ハンカチ)
・汗拭き/除菌シート
・バンドエイド(靴擦れなどに対策)
・ビニールゴミ袋(荷物まとめる)
・ヘアゴム(配布されるスローガンを丸める)
・レジ袋/エコバッグ(現地でいただくソンムル類用)
・飴ちゃん(ソンムルで配るのもあり)
・ペットボトル飲料(500ミリリットルの水)
・目薬(視界クリア用)
・視力に効くサプリ(ルテインなど)
今回は「全ての飲食物は持ち込み禁止」と注意書きにありますが、上記程度なら見逃してくれる(お目こぼし)の可能性ありです。
バッグ
とにかく“両手を開ける”“防犯リスク対応”は必須です。
シートエリア(座席、着席)ですと、椅子の下に荷物は置けますが、それでも貴重品を体から離すのは不安です。
ボディーバック、斜め掛けできるポーチなどでライブ中も身に着けている方が安心できます。
荷物はビニールゴミ袋にまとめる
椅子の下に荷物を置くにしても、ひとまとまりにしてビニールゴミ袋に詰めておくのをお勧めします。
海外ですと、たとえ“飲食物の持ち込みは一切禁止”とあっても、ペットボトル飲料を持ち込むことは許されるケースがほとんどです。さらに米国ですと会場内でアルコールの販売をしています。ということは、、、こぼされることもあり得ます(床がきれいとも限らない)。
そのために、荷物はビニール袋に入れておくこと。
強くお勧めします。
海外ライブ渡航
例えお隣の国と言っても。ソウルは外国です。
(心配しすぎと言われるかもしれませんが)
個人的には、海外ライブの体験は、毎度まさに「サバイバル」。
毎回「無事に日本に帰る!」が目標です。
飛行機は時間通りに飛び間に合うか。
カードやプリペイドが無難に使いこなせるか。
携帯が繋がるか、バッテリーはもつか。
無事に会場にたどり着けるか。
チケット通りに席に着けるか(チケットすら不安)。
周りに気後れせずライブが楽しめるか。
適度に他国ファンと交流できるか。
ハプニングも楽しめるか、リカバリできるか。
隙があれば現地の食事や観光も出来るか。
ホテルや食事で余計な請求をされないか。
タクシーは多少ぼったくられても安全か。
ライブ当日まで体調はキープできるか。
最悪、公演チケットと航空券、
パスポートとクレジットカードとスマホとバッテリーがあれば、
サバイブできる!と言い聞かせる(死守する)。
それだけ、不安なことがあるのですから、
ルール(注意事項)で書かれていることはササっとちゃちゃっと踏襲し、
不安や迷いや、現場でスタッフの方とのやり取りやらの手間取るリスクは払拭しておきたいもの。
荷物も気持ちも身軽に(そのためにできる事前準備は十分に)
海外ライブの醍醐味はライブにあり!
楽しみましょう♪