「BTS」少し見えてきた沼初日-沼にハマって感じてみた|5‐BTS新規ARMY活動記
「BTS」は7人!
「BTS」の公式「練習動画」を見ていた。
「Dynamite」を踊っている。
7人もれなくスタイルがよく、踊りは軽やかでクルクルとよく回る。肩のライン、腕の角度がぴったりと揃い、とにかく美しい。
この美しさに衝撃をうけ、間違いなくその魅力の「沼」に落ちた、完落ちだ。ただ、ここまでで理解できていたことは、「BTS」が7人のグループであるということだけであったのだけれど。
しかし。
「BTS」は、さらなる深みへ引き込む何段階もの“トラップ(罠)”を内包していた。簡単に「わかった」と言えない、複雑で魅惑的な彼らのいたずら(大歓迎!)
全体が見えてきた(一旦)
次に見た「練習動画」。
同じく「Dynamite」だ。
1本目と同じレッスンスタジオでの練習風景のようだった。固定カメラで撮られている。皆上半身は白っぽいシャツで下は黒かベージュのパンツ。
ほぼお揃いのコスチュームと言える。
早く7人を見分けられるようにならねば!と焦っていた(別名“ときめき”)。
なのに、ほぼお揃いの白シャツ姿!
早速、前の「練習動画(Dynamite' Dance Practice)」で覚えた、ボトムがジーンズの「バレエ心得」を見失う。
「トップはグレー」の彼もグレーではなくこの白シャツのどれかだ。
まずいぞ。
基準としようとしていた「バレエ心得」を見失い、一瞬めまいを覚えたが、しばらくして見慣れてくると前の「練習動画」より、すっきりしていて見やすい。お揃いの白シャツ効果だ。それにろーめ―ションのまとまり感が増しているように感じた。
はい、美しい。
相変わらず美しいし、白シャツ効果でこの動画の方がメンバーの判別がつきやすいかもと、のめり込んだ。
白シャツ、嫌いじゃないです(いやむしろ大好きです)。
ポケモン? 「ラップ・モンスター」
リーダーでラップ・モンスターでアール・エム(RM)でキム・ナムジュンさんで金南俊さん。
2本目の「練習動画」で最初に目に入った一番ほっそりして背の高い人が「リーダー|RMさん」だった。ファンは「ナムさん」「ナムジュンさん」と呼んでいるようだ。
「BTS」初期からの練習生だったとのこと。
また、ここで韓国のアーティストさんは、自分で“活動ネーム”をつけるそうで複数の名前(呼び方)があることも知る(Wikpediaで読みました)。
名前がいくつもあるのか。うむ、ちょっと厄介だな。
「リーダー|RMさん」は「ラッパー」だそうで「リーダーでラッパー」。
だからでしょうか? 練習でもセンターに出てくることは少ないようだった。たいがいは、右端か左端、後ろの列。
最初に「練習動画」を見たときに感じた「美しさ」の要素に、
1.みなさんスタイルがいい。背が高く腰の位置が高くて美しい
10.フォーメーションを変化させても、誰がセンターになっても美しい
を上げた。
一番背の高い「リーダー|RMさん」が後ろに下がることで、頭のライン、腰のラインを揃えているのだろうか。体を前に曲げる動作では、彼はほかの誰よりも深く腰を曲げているようにも見えた。
はい、美しい。
加えて、位置取りにも「ちょこちょこ」気を配っているそぶりが見える。どこか足の動きが「ちょこちょこ」してる。そういったところが「リーダー」たる姿なのだろうか。
ただ、私は「ラッパー」というのをよくわかっていないので、しゅっとしたかわいらしいリーダーだな、という印象を持った。
ご尊顔に拝しようと画像検索して一枚目に出てきたのがこちら。
傍らにぬいぐるみのようなものがある(いやよくみたらぬいぐるみでのない)。
カワイイ。
だから「そうか!ラップ・モンスター=ポケモンの一種か」とその時点で記憶の定着のための情報処理を安易にした(早合点というヤツです)。
あとで調べたところによると、デビュー前は「ラップ・コンテスト」でずいぶんと鳴らした「ラッパー」だったらしく、自ら本当に「ラップ・モンスター」と称してたらしい(ポケモンの一種ではなかった)。
これもあとで調べたのですが、「ラップ・モンスター」に替えて「RM(アール・エム)」を正式な活動名にした経緯があったよう、、、。
なるほど。ここでも「BTS」の学習の一筋縄ではいかなさを感じた。
「松田龍太」と「池畑慎之介」がいる、の謎
最初の「練習動画」を繰り返し見てると、クルクルと“カップ&ボール”のように入れ替わるフォーメーションの中に「松田龍太さん」と「池畑慎之介さん」がいるっぽいことに気づいた。
ただ、動画ではお顔がはっきり見えないことと、とにかくよくメンバーが位置を変えるので「松田龍太から池畑慎之介」「池畑慎之介から松田龍太」の絶え間ないモーフィングのイメージがポップな「Dynamite」のリズムに乗って右へ左へ漂っていた。
早く7人を見分けられるようにならねば!と焦るあまり、脳の中にある手近なサンプルに安易な紐づけ、てっとり早く覚えようとしていたのだ。
私の頭の中にある「松田龍太さん」と「池畑慎之介さん」。
分らないことは、すでにある記憶の中の何かにしてしまう=既成概念、思い込みというやつだ。
フォーメーションの中に漂うモーフィングのイメージ=「松田龍太かつ池畑慎之介」がいると決めつけ、それはこの人だ!という認識を着地させる。
それがこの人。
前の「練習動画」に美しい動きを見せてくれていた「バレエ心得」がいたことを覚えています。
そのビデオで「バレエ心得」の彼は確かにとても美しい動きを見せてくれていました、しなやかで儚い色気のある美しさ(そして美しい立ち姿、ヒップライン)。
一方、次に見た「全員上半身は白っぽいシャツ」の練習動画の中では、とりわけ長い腕を活かし遠くまで指先を伸ばし、腰の位置を止めたままキックの足の高いメンバーが目につきました。
はい、美しい。
美しいのはもちろん、ダイナミックでキレがある!
彼があの「バレエ心得」か?
ここでもういちど全体を眺めてみます。
すると気づいた。「全員上半身は白っぽいシャツ」動画には金髪が一人も居ない! 金髪がいたら「バレエ心得」認定できたのに!
くそ!
「バレエ心得」が金髪でなくなっている、、、と少しの落胆を覚えながらも、気を取り直して動画を注視する。
「バレエ心得」を見つけられない落胆の心拍数(これも“ときめき”ですか?)がおさまると、この「キレキレダンス」が「J-HOPE」さんだとわかりはじめた。
大陸的なお顔つきとがっしりとした上半身。ダンス上の表情は誰よりもはっきりと大きく。ほほ骨がくっきりとしてマットな肌の質感。腕の振りが大きく指先までよく伸びている。
はい、美しい。
そして彼があたかも宝塚歌劇のように見えてきます。
男装で魅せる、腰に手を当て、もう一方の手は額の位置で指先で挨拶を送るポーズ、片方の足を軽く曲げ斜めに立ちながら胸を開いて正面を向く。
女装では、脇を閉じて左右に腰を振る、ステップはつま先を伸ばしコツコツと靴で床を触る程度に弾む。
ひとり宝塚歌劇団ではないか!
舞台映えするお方「J-HOPE」さん
「J-HOPE」でジェイ・ホープさんでチョン・ホソクさんで鄭號錫さん。「ホビさん」とも呼ばれているそうです(うむ、、、複数名前があるトラップ、恐ろしい)。
この「全員上半身は白っぽいシャツ練習動画」では、「Dynamite」の楽曲が一部がアレンジされていて、途中に歌唱がなく音楽だけになるパートが加えられていた(“マイケル・ジャクソン”オマージュダンスとして知られているそう)。
このダンスオンリーの部分で、リードされてたのが「J-HOPE」さん。
はい、美しい。
顔の向きと肩と腕のライン。胸の厚みとためた腰。長い腕が大胆かつとてもエレガントに映えている。
「J-HOPE」さん。しっかりと記憶した。
プロのバレエダンサーが見抜いていた、美しい立ち姿を見せてくれるあの「バレエ心得」が、突出して見えないのはこのダンス番長「J-HOPE」さんの存在があるからと。
「松田龍太かつ池畑慎之介」で、ひとり宝塚歌劇団、「J-HOPE」さん。
「バレエ心得」とならんでダンス・フォーメーションの美しさの芯の部分、「J-HOPE」さん。
「7分の2」が片付く
これで7人グループの中の2人が見分けがつくようになりました。
1.リーダー|ラップ・モンスターでアール・エム(RM)でキム・ナムジュンさんで金南俊さん
2.J-HOPEさん|ジョイホープさんでチョン・ホソクさんで鄭號錫さんでホビさん
この時点で、大きな課題を乗り越えたような気が起き、能天気にツイートしていました。恥ずかしい。
7分の2。
なぜこれで「BTS」が容易に理解出来きる気になっていたのか?
本当の「沼」の話しはまだまだこれから、、、。
そして、この人たち髪型、髪色変えすぎ問題
こちらが「バレエ心得」の2本の動画間での変化。
髪の色が違うし。照明の加減か?肌の発色が違う。
さらに、2本目「練習動画」には6人しかいない問題
あれー「BTS」は7人グループだと一度脳に定着させたのに。
6人なのか?誰かが消えた?
まさに“カップ&ボール”。くるくる回ってるうちに消えてしまったボール。
消えたのは「トップはグレー」?「全身ジャージ」?
一度つかみかけたインプットの鎖が、ばらばらと切れ落ちていく、、、。
この時点でまだ「沼落ち」した1日目、3/12(金)のお話し。
■新規BTSファン(ARMY未満)にBTSの魅力、メンバーの推しポイント、おすすめのコンテンツを教えてください。
まだまだ知らないことだらけで、これからもっと「沼に落ちていきます」。BTSとの出会い、推しのステキなところ、コメントで教えてください!