背骨 4 斉藤フニ子 2020年1月30日 00:32 君の背骨の一つ一つを数えている夜が少しの幸せです。背を向けて眠る君の背中は少し丸まっていて、近所の駐車場で眠る目つきの悪い猫の背中みたいで愛らしい。近付けばそのぶん離れていく猫同様、君も程よい距離感で私との関係を保っている。いつか君が死んだ時、その背骨の一つを私に下さい。 #詩 #ポエム #散文 #言葉 #背骨 ダウンロード copy #詩 #言葉 #ポエム #散文 #背骨 4