『“しくみ”を手に入れる』
皆さん、こんにちは。
スモールジム『Sweet Fitness』代表トレーナーの佐藤です。
この年になって、ようやく“本”の魅力を思い知った今日この頃です。
このnoteでは『30代で脱サラして自分のジムを持って自由な人生を歩みたい方』に向けて、良い刺激になるようなことを目指して書いています。
・脱サラを目指している方
・起業する意欲がある方
・フィットネスに興味がある方
上記に該当する方はぜひお読み進めていただけると幸いです。
『30代で自分のジムをつくろう！』というテーマで、週1回（毎週月曜日予定）の配信をしています。
月曜日の定期配信以外は、簡易的に新聞記事にあるトレンドや偉人の考え、本からの学びを抜粋して共有していく予定です。
前回に引き続き、今回も『エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する(著：グレッグ・マキューン)』を取り上げていきます。
前回には、本書内より『読書は、この世でもっともレバレッジの高い活動だ』という言葉を取り上げて、最高のアイデアを生む為に、既存の知識に「意外な組み合わせの侵入」を起こす『読書』をお勧めしました。
もちろん、“最高のアイデア”は、仕事のみならず、人生をより良くしていく上でも重要なものですね。
そして、“最高のアイデア”を手に入れる為であれば、必要な努力は惜しまないと思う一方で、効率的に手に入れる方法があるなら、その最善策を欲しいとも考える方が多いのではないでしょうか。
そのヒントが本書には記されています。
それが『勝手に回る「しくみ」をつくる』ことです。
人間の記憶領域は、DVRでいれば300万時間分のテレビ番組を録画できるほどの容量があるそうです。
そのくせ、必要に応じて呼び出すことの出来る情報（ワーキングメモリ）の容量は、はるかに少ないそうです。
この事から、必要なのは“知識”を増やす事ではなく、ワーキングメモリに負担をかけない新たなやり方を探すことを推奨しています。
本書では、具体的な方法として、「チェックリスト」をつくる戦略をお勧めしています。
この「チェックリスト」の利点としては、“考える作業が事前に完了する事”としています。
その場その場で判断しなくても、毎回正しく実行できる。
このように説いています。
重要なことを自動化する為には、こうしたローテクなやり方が意外と役に立つとも述べています。
この続きとして、本書内では“家族旅行”に触れて、「重要なのは（家族旅行の）行き先がどこかというよりも、子どもたちと毎年交流できること」として、家族旅行によるストレスを、自動でエフォートレスなものにした実例も挙げられています。
“長時間労働”という“時間をかけた方が良いものができる”というような昭和の時代にあったような考え方は、貴重な時間である人生を浪費してしまう可能性を高める恐れがあります。
本書では、日々の重要なタスクを自動化する為に費やす努力により、後に大きな利益を繰り返しもたらすと示唆しています。
人生はシーソーゲームのようなものです。
そのバランスを取り、“ちょうど良い点（中庸）”を捉えることが肝要でしょう。
その為にも、上手くテコを活用してシーソーを楽しめる余裕を持ちたいものですね。
ということで、今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
引き続き、『自分のジムを持って自由な人生を歩みたい方』に向けて刺激になることを書いていきたいと思います。良ければ、また読みに来てくださね♪
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