『“誰のもとで働くか”または“誰と一緒に働くか”で、個人の思考・考え方は大きく影響される』
皆さん、こんにちは。
スモールジム『Sweet Fitness』代表トレーナーの佐藤です。
息子の本に対する興味が強まってきて嬉しい今日この頃です。
このnoteでは『30代で脱サラして自分のジムを持って自由な人生を歩みたい方』に向けて、良い刺激になるようなことを目指して書いています。
・脱サラを目指している方
・起業する意欲がある方
・フィットネスに興味がある方
上記に該当する方はぜひお読み進めていただけると幸いです。
『30代で自分のジムをつくろう!』というテーマで、週1回(毎週月曜日予定)の配信をしています。
月曜日の定期配信以外は、簡易的に新聞記事にあるトレンドや偉人の考え、本からの学びを抜粋して共有していく予定です。
今回も前回に引き続き「個を活かす企業(クリストファー A. バートレット (著), スマントラ・ゴシャール(著)」を取り上げていきます。
前回には「生き残る秘訣は、毎日より多くの価値を付加するよう学ぶこと」という半導体メーカーのインテルに創業期から関わり、長く経営幹部を務めたアンドリュー・“アンディ”・グローブの言葉を紹介して、“個を活かす企業”のコンセプトである“道徳契約”に触れて、その考え方を書きました。
この“道徳契約”の下では、雇用を保障するものは市場だけであり、全社員の自発性や創造性、スキルから、市場における成果が生まれる。しかし、企業は長期雇用の保障、社員の福祉、そして「社員が自分の選んだことにおいて最高のものになれる」よう、道徳的な責任を持つことを認識することになると、著者は示唆しております。
また、この道徳契約と用いた企業例を紹介しながら次のような考え方を示しております。
「企業は強力な経済体であると同時に重要な社会制度であり、企業は経済力を利用して社会全般や人々の生活に価値を与えるのだ。」
元々、私たちは個人は、唯一無二の存在であるにも関わらず、“学校教育”や“就職活動”という“決められたレール”の上を走らされてきたおかげで、先の見通しを他人任せにする思考が強固になりやすくあるでしょう。
そうした時に、会社・企業のトップとなる人物は、必然的に数が限られてきますね。
ということは、“誰のもとで働くか”または“誰と一緒に働くか”で、個人の思考・考え方は大きく影響されるのは当然のことでしょう。
この事から、上記にあるような“道徳契約”を用いた企業のトップが増えていくことが、“稼ぐ力”をもとに自由を獲得した“社員”が増えることにも繋がり、豊かな社会が広がっていく起点になるのではないでしょうか。
本書の最後にも以下のような言葉が述べられています。
「マネジメントとは何にもまして、人によって成果を出すという事だ。数字をいじったり、動向を分析したり、リストラを行うことに価値がないと言っているわけではない。だが、こうした伝統的な責任が重視されすぎた故に、マネージャーたちはあまりにも長い間、もっと基本的な、最も価値ある役割から遠ざかっていた。」
上記にある“伝統的な責任”とは、多くの会社・企業に属している“責任者”が抱えている悩みであり、本質を突いたものでしょう。
この“伝統的な責任”から脱するには、「道徳的な人物」に触れ、近づき、多くの行動をともにすることが賢明な手段ではないでしょうか。
次回は、もう少し本書内に記述されている考え方を引用したい部分がありましたので、引き続き取り上げて紹介していきたいと思います。
という事で、今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
引き続き、『自分のジムを持って自由な人生を歩みたい方』に向けて刺激になることを書いていきたいと思います。良ければ、また読みに来てくださね♪
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