『「学び」という“幅”を持たない方は、社会という大きな円（縁）の中でも孤立していく』
皆さん、こんにちは。
スモールジム『Sweet Fitness』代表トレーナーの佐藤です。
夢中に仕事をしていると、遊んでいるのか、稼いでいるのか一瞬分からなくなる今日この頃です。
このnoteでは『30代で脱サラして自分のジムを持って自由な人生を歩みたい方』に向けて、良い刺激になるようなことを目指して書いています。
・脱サラを目指している方
・起業する意欲がある方
・フィットネスに興味がある方
上記に該当する方はぜひお読み進めていただけると幸いです。
『30代で自分のジムをつくろう！』というテーマで、週1回（毎週月曜日予定）の配信をしています。
月曜日の定期配信以外は、簡易的に新聞記事にあるトレンドや偉人の考え、本からの学びを抜粋して共有していく予定です。
今回も前回に引き続き「RANGE(レンジ)知識の「幅」が最強の武器になる（デイビッド・エプスタイン：著）」を取り上げていきます。
前回には「“RANGE(レンジ)”のある人になる必要性」というタイトルにて、二人の有名スポーツ選手を紹介して、“早期”に活躍する方と、“遠回り”しながら活躍する方との違いについて触れました。
ここについて、今回はもう少し詳しく書いていきます。
本書でも紹介されているベルトセラー書籍の「究極の鍛錬」では、「意識的な練習を早期にスタートする事が、“あなたにとって大切などんな活動でもあっても”成功するカギである」としています。
しかし、本書にも上記の言葉に触れつつも、続けて「世界のどれだけの事が、また人間が学びたい、やりたいと思っているどれだけの事が、（“あなたにとって大切な活動”に当てはまる）ゴルフやチェスに似ているだろうか」と、疑問点を投げ掛けています。
要は、“経験が専門的な能力につながるかどうかは、それがどんな領域かによる”という事でしょう。
チェスでは、繰り返されるパターンを膨大に学ぶことが“勝利する”上で、非常に重要な為、早期に専門特化する事が優越につながります。
これもまた面白い視点が本書に紹介されております。
「チェスは99%が戦術だ」
既にAIがチェスのトップ選手に圧倒的な勝利をおさめる事が出来るのは“常識”程度で認知されている事でしょう。
しかし、このAIと人間がタッグを組む（通称：ケンタウロス）と、スーパーコンピューターのヒドラに勝利できるようになります。
戦術をコンピューターに任せることにより、人間が戦略に集中出来て、“人間のクリエイティビティーが、さらに強力になる”と、本書でも書かれています。
先週に紹介して取り上げた書籍の振り返りになりますが、やはり人間は、「どうやるか」ではなく、「誰とやるか」が人生において重要な戦略となり得ますね。
そして、この「どうやるか」という狭い視点・テーマへフォーカスするよりも、幅広く学びクリエイティブに成果を上げている人は、「専門領域の知識からは得られない洞察力を生み出す」としています。
これも、かの有名なスティーブ・ジョブスが語った「点と点が繋がる」名言に共通するものでしょう。
「学び」という“幅”を持たない方は、何にも結びつきが作れずに、自身の脳内でも、社会という大きな円（縁）の中でも孤立していくのは、想像に容易いですね。
だからこそ、この“RANGE(レンジ)”が必要なのでしょう。
という事で、今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
引き続き、『自分のジムを持って自由な人生を歩みたい方』に向けて刺激になることを書いていきたいと思います。良ければ、また読みに来てくださね♪
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