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フォーカスとコーチング:成功への道を描く会議の論理性と柔軟性

私がリクルートで働いていた頃、一つの教訓を得ました。「論理を極めた先にやさしさがある。だからこそ論理を極めろ」。

この言葉は見せかけの表面的な論理で満足せず、深く掘り下げるよう私に促していました。

そして、経営塾で学んだ重要な教え「抵抗するメンバーはいない。柔軟性のないマネジメントがいるだけだ」

これら二つの価値観が融合するとき、それはものすごいパワーを生む瞬間です。この力を最大限に引き出すために、さらにはフォーカスの力とコーチングの力を組み合わせてみましょう。

具体的な事例:成功への道のり

具体的な経験を共有します。あるプロジェクトでは、目標設定の段階から難航していました。チームメンバー全員が自分たちの視点を持っており、それぞれが正しいと確信していました。そこで、私たちはまずフォーカスの力を利用しました。全員に一つの質問を投げかけました。「このプロジェクトが成功した瞬間、なにが起きていますか?」
これにより、全員の視点が成功した未来に向けられ、ブレインストーミングが効果的に行えました。

次に、全員の意見をまとめて論理性を追求しました。しかし、それだけでは終わりません。私たちは定期的にフィードバックを取り入れ、プランを見直すことで柔軟性を維持しました。

ここで重要なのがコーチングの力です。チームメンバーが行き詰まったとき、私は彼らに問いを投げかけました。「今一番大事な課題はなんでしょうか」「この課題を解決するために、どんなリソースをもっていますか?」「ゴールまでは、何段階のステップに区切られていますか?」
このような質問により、メンバー自身が、道のりを見つけることができました。

リーダーとしての役割

論理性と柔軟性のバランスを保つことはリーダーの重要な役割です。
さらに、それぞれのメンバーが自分自身の力を最大限に引き出すことができるよう、適切なフォーカスを提供し、コーチングの力を利用することが求められます。

具体的な行動ステップ

  1. 目的の共有:全体の目的、ゴール、背景を伝えること。

  2. フォーカスの設定:全員が同じ未来に視線を向けるよう、適切な質問を投げかける。

  3. ブレインストーミング:すべての意見を尊重し、具体的なアクションプランに結びつける。

  4. フィードバックと反省:定期的にプランを見直し、フィードバックを取り入れ、柔軟に改善する。

  5. コーチング:メンバーが行き詰まったとき、適切な質問を投げかけ、自己解決の道を開く。

これらのステップが、論理性と柔軟性が統合される瞬間を作り出し、あなたのチームを成功に導く原動力となります。

一人ではなく、チームで想像をしえない成果を生み出すために、
論理性と柔軟性を統合していきましょう。
私は、その過程にコーチングを用います。そんなコーチングを学びたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひお声がけください。

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