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華は紅、柳は緑
【大河ドラマ: べらぼう】
大河と言えば、
ズブズブ嵐ファンの私なので、
松潤見たさに『どうする家康』を
観始めてから、大河にハマった。
津田健次郎のナレーションを
聞きたくて、朝ドラ『エール』を
観始めたのと、同じ不純な動機だ
お陰様で、朝は朝ドラ、
日曜20時は大河が、すっかり
身に付いてしまい、その時間帯は
家族すら恐れて近寄らない(笑)
さて、新たな大河ドラマ
『べらぼう』が始まってから
昨夜が第二話。
第一話は色々言われているらしい
けれど、私は面白く観ていた。
特に、同じNHKのドラマで
男女逆転の『大奥』を観ており、
同じ時代、同じ人物の登場に
イチイチ 「あ、あの人か」
と認識が早く、凄く理解出来る。
後はドラマを楽しむだけで良い。
とても有難い☺️
歴史的な詳しい話とか、
ドラマの筋とか背景とかは、
他に博識な方が大勢おられる。
私などが語る必要なんてない。
私が一番に印象深いのは、
花魁・花の井役、小芝風花さんの
粋で艶っぽく、気っ風の良い
見事な美女振りである。
いやぁ、美しい!!✨
いつも綺麗なんだけど、
この花魁は格別に魅力的だ!
ド金髪でマシンガントークの
ラジオDJ役がお気に入りだったが
軽く凌駕してしまった。
顔は勿論美しい。
花魁装束の時も、オフの素顔も
キリリと切れの良い美しさ♥️
でも、それだけじゃない。
声が美しいな!!
花魁として、艶と張りのある
台詞を語る声音の迫力。
特に語尾に漂う余韻が素晴らしい
匂い立つような色気があるのに、
涼やかな透明感を持っている。
アニメマニアで声フェチな私は
まず声に惚れるタチなのだ。
反して、オフに蔦重と話す時の
幼馴染みとしての声音は、
少女っぽい清らかさを感じる。
つまりは、深い役柄への理解と
確かな演技力の賜物。
凄みのある役者さんだな。
これからもっともっと大きな役を
演じて行く俳優さんだろう。
そんな予感を抱いているのは、
きっと私だけでは無いと思う。
うん、推す!!(←謎の決意表明)
そして、二話で特筆すべきは
大好きな役者集団
TEAM NACS の一角、
我らの安田顕さん!!
カッコいい平賀源内!!😆
そうかー、男色家だったのね。
それで大奥の鈴木杏さん演じる
平賀源内も・・・・・・
うわーーーん!😭(思い出し号泣)
あんなにペラペラ息もつかずに
明石家さんまさん並みの
饒舌さを見せていた源内が、
ただ沈黙し花魁の舞姿の中に
亡き恋人を偲ぶ。
提灯や行灯の灯りが幻想的に、
その切ない表情を照らす。
薄く滲んだ、涙までも照らす。
微かな花魁のハミングと、
美しい所作の舞が、
彼の寂しさをより深く
彩っていた。(もらい泣き😢)
素敵なシーンだった。
この二人を見るためだけでも、
最終回まで観る価値ありだ。
そう感じた名場面だった。
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素晴らしい作品には、
素晴らしい作家さんと、
素晴らしい役者さん。
そして、その背後で身を粉にする
とても大勢のスタッフさんが
存在する。
100カメなど、撮影の裏側を
紹介する番組で良く解った。
その全ての方々に感謝しつつ、
またこの作品を楽しもうと思う。
大河ドラマ 『べらぼう』
この一年も、
新たな楽しみが生まれたね♥️