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新しいサイン用篆刻

 ここのところ久しぶりに本が相次いで出るので、心機一転のつもりで、サイン用の篆刻を作ってもらいました。
 婦人画報社にいた頃の同僚が、いつのまにか個性的な篆刻作家になっていたので、今までに何回か個展にお邪魔して、いつかは作ってもらおうと思ってはいたのですが、いつかが今になりました。
 もともと個性的な同僚で、当時はリーゼントに革ジャン、真っ黒なサングラスという出で立ちで、一緒に地下鉄に乗ったら、周囲に誰も寄ってこなかったことがありました。
 だから篆刻作家になるとは、夢にも思ってなかったけれど、季刊の「美しいキモノ」の編集部に異動になったのがきっかけで、和ものの世界に進んだようです。まあ、向こうも私が歴史小説家になるとは、夢にも思っちゃいなかっただろうけど。
 篆刻には、いろいろ決まりごとがあって、普通は、こんな自由な篆刻はありえないらしいのだけれど、植松の「松」をデザインしてくれました。かすれずに押すのが、けっこう難しいのですが、頑張って力いっぱい押してます。

長坂ビショップ大山氏のFB
https://www.facebook.com/yukokutaizan

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