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雑誌の仕事・本の仕事・私的な話もろもろ

「歴史街道」12月号の「特集2」で、徳川家康の次女、督姫について5ページで書きました。徳川家から小田原の北条家に嫁いだものの、秀吉の小田原攻めで危機におちいったり、姫路城の池田家に再縁させられたり。挙げ句に、関ケ原の合戦では西軍の人質に取られたりと、なかなかドラマチックな生涯です。ご注目いただければ幸いです。

 それとは別件ですが、今年の2月に発売になった『イザベラ・バードと侍ボーイ』が、嬉しいことに3刷の重版になりました。そのうえ集英社文庫の冬のフェア「ふゆイチ」に加えていただいたので、また書店さんに置いてもらえそうです。

イザベラ・バードと侍ボーイ

 プライベートな話では、先日、時代小説家の仲間たちと一緒に、浅草の酉の市に行ってきました。コロナのときには、ずっと行かれなかったし、その後も都合がつかなくて、浅草の酉の市は久しぶり。やっぱり本家は、熊手屋さんがいっぱい出ていて、活気と江戸情緒があって、いい感じ。基本的に人混みは嫌いなのに、こういうときには、いいなあと思います。
 買うと半纏姿のおにいさんたちが手拍子をしてくれて、最後に「よいお年を!」と、威勢よく見送ってもらえるのだけれど、もう、そんな時期か〜と、シミジミ。

浅草の酉の市

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