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失業中の経済的な話
無職。それは、働いてもおらず、勉強もしていない人を指す言葉。
会社を辞めてこの肩書を得た自分は、10月から現在の1月末まで給与がない状態で生きている。
一応、失業手当の受給申請はしており、来月末頃には多少の金銭が入る予定だが、初回分は約半月分。これまでの収入と比較すると数割程度なので、正直あまり当てにはならない。
お金がなければ生きていけない
人は基本的にお金がなければ生きていけない。
食事、入浴、睡眠——これら日常生活のすべてに費用がかかる。
では、どれくらいの金銭的余裕があれば生活を維持できるのか?
これから仕事を辞める予定の人や、すでに無職の人が参考にできるイメージを共有したい。
収入と固定費の内訳
これまでの収入を振り返ると、月給の手取りは平均25万円ほど。
残業時間や手当の有無で変動があり、少ないときは23万円、多いときは30万円近いこともあった。
現在の貯蓄は現金で約40万円。さらに、数万円分の金融資産があるが、これは現金化する予定はない。
一方で、生活費は以下の固定費がかかる:
• 家賃:7万円(地域的には普通~少し安め)
• 携帯料金:楽天モバイルで最大3,300円ほど。通信環境に問題がなければ格安SIMに変更するのも安心材料になる。
• 水道光熱費:冬季は上昇傾向で、すべて合わせて月2万円弱。
• Wi-Fi:月5,000円未満。
合計すると約10万円となる。
さらに、食費が月4万円程度。よく食べるタイプだが、削減は可能。
つまり、生活費だけで月15万円ほどは必要になる。
税金について
生活費のほかに重くのしかかるのが税金だ。主な項目は以下の3つ:
1. 国民年金
退職・失業後に猶予や減免の手続きが可能。経済的な余裕がない場合は、早めに手続きすることを強くお勧めしたい。
2. 国民健康保険
3. 市県民税
年金の手続き時に聞いたところ、健康保険や市県民税には減免や猶予の措置はないとの説明を受けた。
正直、「そんな馬鹿な」と思ったが、現実的には支払い義務がある以上、無理してでも払う必要が出てくるケースもある。
ただし、生活が厳しい場合、未納や延滞という選択肢を考える人も多いだろう。遅延金が発生して割高になるリスクはあるものの、現在の生活や健康を犠牲にするほうが結果的に高くつく場合もある。
失業手当が支給されるまでの流れ
次に、失業手当(雇用保険)が支給されるまでの具体的な流れと日数を記載する。自分の体験を基にした明確な日付を追記したので、参考になれば幸いだ。
• 退職日:10月31日(0日目)
• 離職票到着:11月10日(10日目)
• 受給申請日:11月26日(26日目)
※知人に不幸があり、申請まで間が空いた。可能であれば当日か翌日に申請することを推奨。
• 待機期間終了/給付制限開始:12月2日(32日目)
• 初回説明会:12月3日(33日目)
※会社都合退職の場合、この翌日あたりから給付が始まるとの説明あり。
• 初回認定日:12月17日(47日目)
• 現時点:1月27日(88日目)
以下は予定:
• 第2回認定日:2月17日(119日目)
※自己都合退職の場合、この翌日以降に初回の振込が行われると説明を受けた。
給付金が入るまでのリアルな日数
自己都合退職の場合、「2ヶ月後に…」と言われることが多いが、実際には給付金が手元に届くまで退職日から約100日かかる。
つまり、3ヶ月分の生活費を準備しておくのが安心だ。加えて、初回の給付金は約2週間分なので、半月分程度の余力も必要になる。
現在の状況
自分の場合、月15万円を基準とすると、必要な額は45〜50万円程度。
現金貯蓄はギリギリ足りていないが、家にあった食品ストックも活用しながら、生活水準を大きく落とすことなく今日までやってきた。
以上が、無職生活のリアルな現状と支出の内訳だ。
これから退職を考えている方の参考になれば幸いだ。