毒母へ

子供達を寝かしつけてる間は、もくもくとスードクをやったりしている。
問題を解きながら、考え事に没頭する。
主に、今日1日の振り返りをしている。
今日は、子供達が学校に行ってたから、久々にゆっっっっくりと昼寝をした。3人目を産んでから初めて、赤子とぼんやり過ごした。
お昼ご飯の心配をしなくてもいいし、掃除もさぼって。
子供達を学校に送り出してから、少しだけ用事を済ませて
家についてからお迎えの時間まで、赤子とベッドでゴロゴロした。
赤子もずっとくっついていたからか、今日は全然泣かず
本当に久しぶりにのんびり過ごせた。
今日は上の子供達と触れ合う時間が少なかったから
一緒にいる時間くらいは楽しく過ごしたいと思ってたけど
お風呂に入って、夕飯を済ませて
寝るまでの時間、おのおの好きなことをして過ごした。
そして、寝かしつけの時間。ベッドに入り、電気を消して30分経過しても寝ない。
10分おきに喧嘩する。
そこでわたしが怒る。

せっかく穏やかな日だったのにな…

やっと静かになったな…

また喧嘩が始まる。
わたしがさっきより強めに怒る。

3回目の喧嘩、怒鳴るわたし。

合間に、自分が子供だった頃のことを思い出す。
寝かしつけてもらってたのは、いつまでだっただろう?
わたしには妹がいたから、毒母は妹と同じベッドで寝ていた。
わたしも、本当は母親の隣でしがみついて寝たかったけれど
そうはしてもらえなかった。

私たちが、夜に喧嘩をしていると
怒鳴られた。
怒鳴った後は、母も反省していたのだろうか。
後悔していたのだろうか。

そんな事を考えていたら、毒母に言いたいことが出てきた。


わたしのこと、愛してた?
殴ったり蹴ったりした後、ごめんって思ったことあった?一度も謝られたことないけど。
今わたしが、毒母と連絡を絶ってるのは、毒母が原因だってこと分かってる?
反省してるの?
娘の人生を壊したこと、悪いと思ってる?

そう、頭の中で問いかけた。
欲しい答えは、ごめんなさいの一言。

でも、そんな答えが聞ける日はもう来ないだろう。
わたしは、癒えない傷を、ずっとずっと抱えながら生きていって
死ぬまで苦しむんだろう。

見えないから、だれにもいたわってもらえない。
だけど、人生に大きな影響を及ぼす、深い深い傷。


今日は、そこまでネガティブではないから
こんな文章を書きながら絶望はしていない。

わたしは、毒母とは違う。
子供たちのことは愛しているし、愛していると伝えている。
理不尽に怒鳴ってしまったら、謝る。
怒鳴らないのが1番だけど、やってしまったら謝る。
毒母にならない努力もしている。変わろうとしている。
子供達は、大人になった時
わたしと仲良くしてくれるだろうか。
わたしは毒母のように、孤立してしまわないだろうか。

決して、あの人のようにはなりたくない。

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