創作の為に宗右衛門町へ通い続けた話
どうも、お久しぶりです。味噌です。
二つの創作に関する投稿をしてから約1年は何もしていなかったので、恐らく私のことを知らない方が大多数、否、全員かもしれないですが、今日突然文章力を鍛えたいと思い、しばらくブログ?を投稿していきたいと思います。という報告をしました(?)
まぁこれくらいで話は止めて、本題にいきたいと思います。
皆様は、「宗右衛門町(そうえもんちょう)」をご存じでしょうか?
大阪府大阪市中央区にある町の名前で、観光名所で有名な道頓堀の橋の向こう側にある、賑やかでデンジャーな場所です。
行き方だと、なんば駅側の戎橋筋商店街から戎橋(元気すぎる者がその橋から川へ飛び込むことで有名な橋。)を渡り、横断歩道を右に曲がって真っすぐ進むと辿り着きます。
何故デンジャーなのかと言いますと、
そこは大阪でも屈指のホスト町だからです。
キャッチやホストクラブは勿論のこと、スナックにキャバクラに、セクシーな店員さんが店前にいらっしゃるコンカフェ、歩けば必ずいるナンパ師、細道に集まる人の圧に屈せず走ろうとする車など、様々な気になるものがあります。それで事件があったなんて話はよく聞き、「宗右衛門町」で検索をかけると、大体物騒なものが予測に出てきます。
じゃあなんで僕はそんな町で創作の為に行ったのかと言いますと、ある休日のこと、僕は創作で悩んでいました。
コミュ力お化けのチャラい男性を描きたいが、そんな者が知り合いでおらず、僕はコミュニケーションもチャラさも無く、サイトだけではどうにもならない部分もあって、ほぼ諦めかけていました。
でもどうにかならないかと考えていると、ふと、ホストが脳裏に浮かびました。
ホストは主に男性が異性と話すことが仕事の大部分。どこかを歩けば、トラックや看板が、この店の人気ナンバーワンの男性が宣伝されているイメージがありました。
じゃあホストクラブが立ち並ぶ宗右衛門町に行こうと思いました。
所持金3千円で。
今思えば、なんで行ったのかわかりませんし、なんで所持金がこれだけなのに通おうと思ったのか、我ながら行動力がおかしいです。
そうして僕は、夜7時頃に着き、早速、創作の情報収集を開始しました。道頓堀へ一人で行ったことがなかった僕にとっては、宗右衛門町は未知との遭遇ばかりで、最初はずっとビビりながら早歩きをしていたせいか、誰にも話しかけられることもなく、何の成果も得られませんでした()
そうして二日目。今度は仕事が終わって即行きました。こういう時に限って僕は変なフットワークと体力を発揮します。仕事でも発揮すればいいのに….。
昨日よりも恐怖は和らぎ、まだ堂々と歩けたため、スマホ片手に周囲を見渡して、ホストらしき人がいれば見た目の特徴を、呼び込みでこちらに来た人は出来るだけ会話を続けながら、その人の話し方、声のトーン、表情を記憶してから颯爽と断ってコンビニなどに避難してメモしたり(絶対真似しないでね)というのを続け、ホストクラブやキャバに入らず二週間以上町に通い続けました。
結果…
なんの成果も得られませんでした(二回目)。
皆様、言いたいことはわかります。「そこまで通ってたのに、なんでやねん」と。
言い訳ではありますが、結局、誰かを参考にしても、自分が作りたいキャラ像とは遥かに違ったのです。「事実は小説より奇なり」なんて言葉がありますが、「その髪型のセットはどう描けば」とか、「その明るさを絵に反映すればいいんだ」とか、僕の実力では到底描けない、現実の、”プロの”コミュ力お化けのチャラさでした。
まぁ、私がアマチュアにも満たない、ただの素人お絵描きさんだからってのも理由ではありますがね(笑)
「じゃあ、結局意味なかったんだ。」とはなりますが、決してそうだった訳でもないです。
着ていらっしゃった服には、他の創作キャラを作る場合でも参考になりそうなものもあったり、通っていたことで、大阪という地を深く知ることが出来、創作の世界観を新しく作る時も、とても参考になりました。
勿論現実の方でも、人見知りな僕が以前よりかは緊張せずに喋れるようになったなど、メリットもぼちぼちありました。
結局、創作とはそんなもんだと思います。次に活かせるものが得れれば、それで充分です。作れなかったことは沢山あります。恐らく、今まで生み出した創作キャラの倍はいます(笑)。
だからこそ、僕は創作という趣味を諦めたくないです。お金以外は、創作の為に時間も労力を費やしていきたいと思います。なので、これからもこのnoteでは、創作についての投稿をどんどんしていきます。
と…突然の固そうな文章を綴っちゃってすみませんね。流石に文字稼ぎはここまでにします()
最後になりましたが、宗右衛門町は危険なところではありましたが、色んな刺激をもらえる場所で時々なんばに行った際は寄るようになるなど、かなりハマりました。怖いもの知らずな方にはおススメなスポットです。ただ、女性の場合は、できれば一人よりも複数人で行くことを推奨します。それくらい危険なんでね。
「でも、一人で行ってみたい…」という方には、凄く良い方法を伝授します。
それは、めちゃくちゃ周囲をきょろきょろして怪しそうにスマホに何かを打ち込み、早歩きで進むことです。驚くほど、誰にも話しかけられません。ただ、不審者にはなりますので、そこだけは気を付けて、素晴らしい創作ライフを楽しんでくださいね。
ここまでの長文を読んでいただき、ありがとうございま
した。
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