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16時間空腹生活を実践してみて
始めに
私はある本の影響で現在、昼と夜の2食で、間に16時間の空腹時間を作るということを実践しています。
学生時代陸上競技をしていた自分にとって食事はかなり重要なもので、1食でも抜くということは考えたこともありませんでした。
社会人になってからも当たり前のように3食食べていましたし、病院とかで医者からも「3食栄養価頼りなく食べられていますか」というふうに聞かれることが多いので、3食食べるということは当たり前のことだと思っていました。
むしろ、朝食を抜いている人を見かけると健康に悪いのになと思っていたくらいです。
『「空腹」こそ最強のクスリ』
そんな自分でしたが、『「空腹」こそ最強のクスリ』という本に出会って少し考え方が変わりました。
この本によると、3食の生活では胃や腸が休む時間はなく、ずっと働きっぱなしになるのでちゃんと休ませてあげましょうということが書いています。
さらに16時間以上食事の時間の間をあけると、オートファジーという働きにより、自分で体の細胞を作り変えるようなことをするようです。
しかもその16時間に睡眠時間を入れてもいいみたいです。
詳しくは本を読んでいただければ良いと思いますが、簡単にまとめると、1日のどこかのタイミングで16時間なにも食べない時間を作ればよいということになります。
16時間空腹生活を試そうと思った理由
学生のアスリート時代は3食だけではなく、むしろどんどん食べて体を作ることが大切と考えていたので、今までの自分には考えもつかない理論でしたが、一点このやり方を試してみようと思う理由がありました。
それは私が抱えている持病である潰瘍性大腸炎です。
この病気は原因不明の難病で、私は大学2年生の秋ごろ血便の頻度が多くて内科を受診したことで判明しました。
(この病気に関してはまた今度詳しく語ろうと思います)
この病気は原因不明ではありますが、ストレスなどが影響するといわれ、私も調子が良くなったり悪くなったりを繰り返しています。
この病気は大腸の病気ですが、この本を読んだときに、「ひょっとして自分は食事によって常に大腸を働かせすぎたのが要因の一つだったのでは?」と思ったり、「大腸を休ませる時間を作れば、症状もましになるのでは?」と考えました。
本には、がんなど既に病気になった方が16時間空腹の生活をすると悪化する場合があるから医師に相談することと注意書きはありましたが、自分の病気に対しては腸を休めるという意味でプラスに働くのでは?と考え、試してみることにしました。
やってみて
現時点でやり始めて1か月くらいですが、排便回数が減ったり(これは食事回数が減ったからだと思うが)、お腹の調子が良くなった気がしていて、いい方向に働いていると思っています。
私の場合は、夜の18時頃に夕食を食べた後、翌日の朝のコーヒー(少し牛乳を入れて)を除けば12時頃の昼食まで、食べずに生活しています。
意外と仕事中に空腹が気になることはなく、むしろ集中できてるように思えます(休日は空腹がかなり気になり、本にも紹介されてる素焼きナッツを食べてます)。
朝にコーヒーと牛乳を取ってるので完全には空腹ではないですが、これは眠気を抑えるという意味でしばらくは取り続けます。
本当はブラックコーヒーが飲みたいですが、空腹のときにブラックコーヒーを飲むのはあまりよくないと聞くので仕方なく牛乳も買うことにしてます。
朝食抜いた分牛乳を買っている(+素焼きナッツも)ので節約になるどころかむしろプラスになってますが、この食生活で健康になるのならいいかなと思っています。
平日は昼も夜も会社の食堂を利用しているので、平日の皿洗いが完全になくなったのが非常に楽です(コーヒーを入れたコップを水洗いで済ましているのは突っ込まないでください…)。
まだ始めてみて1か月なので正直これからどうなるかはわかりませんが、今後も続けていき、状況を報告できたらなと思います。