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野遊びラジオ420【ドラマ感想】「新宿野戦病院」第1話【病院勤務出戻り勢】

INTRODUCTION

小池栄子&仲野太賀ダブル主演。
オリジナル脚本・宮藤官九郎による初の医療ドラマ。
新宿・歌舞伎町が舞台の笑って泣ける“救急医療”エンターテインメント!

第1話あらすじ(引用)

ここは新宿歌舞伎町。NPO法人「Not Alone」の新宿エリア代表・南舞(橋本愛)が海外向けに歌舞伎町の魅力をアピールする動画を撮影していると、泥酔している女性と遭遇する。
歌舞伎町の路地にひっそりと建つ『聖まごころ病院』には、美容皮膚科医・高峰享(仲野太賀)をはじめ、個性豊かな医師たちが働いている。
そこへ外科医不在の中、他病院での受け入れ拒否により、額から流血しているホストのマモルがやってくる。さらに急性アルコール中毒で、先ほどの泥酔女性 ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)と付き添いの南も同じくして病院に搬送されてきた。
マモルは無事処置が終わり、ヨウコは翌朝診療費を払わず帰っていたが、後日再度病院に訪れる。彼女は海外医師免許があり、元アメリカ軍医として働いていたという。しかし、日本での医師免許がないため医療行為をすることができなかった。
そんな中、南から病院に電話が入る。
銃で撃たれ出血している男性・ムハマドを処置してほしいと懇願するが、享は外科がいないので対応できないと拒否。しかし難民申請が通っていないムハマドは他の病院に行くとそのまま強制送還されてしまう旨を南が伝える。そのムハマド達の様子を見ていたヨウコは彼を抱え、聖まごころ病院へ連れていく。動揺している病院の医師たちを横目に、ヨウコは処置を進める。
果たしてヨウコは、ムハマドを無事救うことができるのか…!?

フジテレビ番組公式サイトより引用

クドカン好き病院勤務出戻り勢の感想

第6話まで視聴済みで、第1話は感想を投稿・配信するためにNetflixでリピ。
第3話までと最新話はTVerで無料視聴できます。
課金必要ですが、見逃し配信はFODとNetflixで。
FODは先行配信もあります。

初見の感想は「情報量が多いな」と「クドカンにしては掛け合いのテンポが遅い?」でした。
少し前に観た「不適切にもほどがある!」が良すぎてつい比べてしまったかも。

クドカン・TBS・阿部サダヲ・古田新太とか布陣が強すぎて比べちゃいかんだろ。

歌舞伎町という街と、救急医療。
どっちも光と闇のコントラストが強いテーマ。
ユーモアを交えながら、誰も責めることなく核心を突いていくクドカンの表現が楽しみです。

私は筑豊のすみっこで暮らしているので、歌舞伎町の描写についてリアルさ加減は分かりません。

ただ、福岡市内で接客業をしている人から「毎日が国際交流」という話を聞いたり、人が多い場所に行くと日本語より中国語や韓国語がたくさん聞こえてきたりと、日本の経済がインバウンドに頼る傾向なのは感じられます。

病院勤務出戻り勢としては、職場としての病院描写はリアルだと思います。
職種がまともだから外界の皆様にバレないだけで、トンチキでキャラが濃い人ばっかりなのが特に。
足を洗ったつもりが出戻ってる自分が筆頭・笑

一番笑ったシーンは、柄本明さん演じてる院長が、アルコール依存の影響なのか手術中に手がブルブル震える王道の医者コント!
志村けんさんと婆ちゃん芸者コントやってたのを思い出す笑
でも見立ては正確だし、手術中のヨウコへの指示出しも見事で、古き良き時代の町医者って感じがよく出ていると思います。

監督の河毛俊作さんは「救命病棟24時」シリーズも手掛けているので、救命救急のパートは見応えがありますね。
ただ、外科系の救急患者受け入れは確かに収益上がるけど、この病院に運ばれてくる患者さんはワケアリが基本だろうから経営難は続きそう。

第2話以降も最終回には間に合うように追っかけ感想を書いていきます!

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