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理想郷・2024秋

タイヘン、な現実にばかりフォーカスしてしまっていて、それなりに・・・・・大変、になってしまっている自分に気が付いたので、地に足が着いてるか着いてないかでふるいにかけず、理想を書き出してみたいと思う。

●かったんこっとん、ここは排・市場経済的サンクチュアリ。囲炉裏に燻煙されて黒光りした大黒柱と梁が支える屋根裏でお蚕さんを飼い、糸を紡ぎ機を織る。桑畑を臨む縁側は深い軒で覆われ、夏はその淵から下がった目の粗い簾をツル性の植物が這う。

 糸繰り、染め、糸掛け、機織り――それぞれの工程を朴訥で素直な手が愚直に淡々と、でも規則性の美しさに陶酔しながら行う。染織は、auties 自閉者の適職だ。生産性で測れないというものの価値とわれわれ人間の存在価値は親和している。金に換算できないものをまとって私たちは生まれ落ちている。

 そういうことを理解したlocal government地域政府の全うな計らいで、この時代にあっても事業は循環する。いや、それは誰か篤志家の働きが可能にしているのかもしれない。事業のブレーンは役所仕事の些事にではなく、事業自体の公益性と携わる人の幸福の担保に振り分けられる。真っ当なリーダーの、右と言えば右へ、左と言えば即左へ、が、倫理観と social justice 社会的公正を土台とした信頼で実現している。

●機を織る手と、畑を掘る手。衣食住が、集落のような共同体である程度まかなわれる。あとは交易する。ドローンなんかを使って、交易する。地域内の通貨が生まれる。耕す、撒く、実る、刈る。季節の仕事をする。時節の祭事をする。地と天にきちんと畏怖し、祈り、感謝する。

●きょういく の再編成。読み書きそろばん、ITリタラシー、文学、帝王学、をできる人はみんな学んだらいい。それぞれが舵を取れる器を育てて、その中で紳士淑女的に、リーダーを決める。文学、は感情の処し方。腰を落ち着けてものを読み、ものを書くことを一通りやれるように。人文科学、物理化学、は奨励図書やサイトを挙げて、あとは各自に任せたらいい。読めるようにだけ、しておく。

●弁財天。歌う姫、舞姫、絵描き姫、そういうのに向いた神事に欠かせない人は、適材適所、効率性を求めずにその才を護り育みたし。そうしたらきっとスーパーハードコース女子は生まれない。男子も然り、か。


あ、やっぱりフワフワ感満載だの・・・。もうちょっと、五歩先の理想、みたいなのを描けたらいいのだけど、天文学的とは言わないけれど、だいぶ遠い大きなところの理想に、ついつい焦点が合ってしまう。

これを、半年先数年先に落として、今、何をすればいいか、に落とす、そういう作業を努めてやると、良いのだろうなぁ…

それはまた後で。



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すかーれっと/Scarlett
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