貴女のフィルミー黄金期
映画界の巨匠がこぞって撮りたがるのが、俳優や女優の20代後半から30代前半であるように思う。
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”filmy (映画映りのする)prime (黄金期)”
なんて言葉は英語にはないようだが(filmyは「フィルムのように薄い、という意味しかないみたい)、大好きなインド映画の俳優さんたちを見ていて、ふとそんな言葉を思いついた。
特に女優に関しては、35のあたりから結婚や出産でフィルムへの露出度は極端に下がる。だから、時世をときめく女優さんの20代後半から35歳ぐらいまでは、映画がたくさんたくさん、作られる。
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翻ってわたしのフィルミー黄金期は、写真に撮られることとはほぼ無縁で、子どもたちにスポットライトを当てて過ごした。
進学校を出た友人たちの多くは、学校を卒業すると手に職をつけ、経済力と時間とともに、なんというか若さを自由に謳歌しているようで、25でおかーさんになってしまったわたしはそれを指をくわえてみてた。
時代によっちゃ全然、早くないし、あくまで相対的な感覚なのだろうけれど。
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じぶんが35になって、10歳と6歳になった子ども二人にかかる手が、だいぶ楽になったな、と思う。
精神的な面でのサポートがより必要だけれど、去年お勉強した応用行動分析が、だいぶそういう面での理解を深めてくれた。
(わたしは、そういうコミュニケーション的なところは、頭で理解しないと、よくわからないらしい。故のグレーゾーン。)
だから、黄金期、これからじゃぞ、と内心よっしゃと思っている。
もっと働きたいし、もっと自分の好きなことやりたい。
娘達にもそういう後ろ姿を見せたい。
いや、年齢と身体は戻んないんだけどね(がはは)
身体も心も経済も自由で、何より自分が主役のフィルミー黄金期。
あなたは何をしてましたか?
何をしてますか?
もしくは何がしたいですか?
『タイムウォーリアー』という英書を翻訳しています。あなたの時間を、あなたの手に。よかったら読んでみてください💛💛
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