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若者はどこで出会うのだろう?甘い三蜜

 新型コロナ対策で、今年度の授業がオンラインで稼働している学校は多いのではないか。小中校大、暫定措置としてそうであるところもあれば、少なくとも当面、半期程度はオンライン授業のみにしたところもあるだろう。

 私もオンライン授業受講者となった、パートタイムの学生の一人だ。

 効率は、いいのかもしれない。自分の時間さえ作り出せれば、その時間の中で移動も休み時間のクラスメートとの会話もせず、黙々と、コンピュータに向かって授業内容を消化すればいい。

 講義のビデオを視聴して、課題に取り組み、オンライン提出、ハイ、完了!

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 勝手に心配しているのが、タイトルにした「若者はどこで出会うのだろう」ということ。

 大学ならシラバスの内容を消化して、高校までなら指導要領の内容を消化して、それで終わり、じゃないと思うのだ。

 従来の、教室の隅で繰り広げられる生徒も時には先生も巻き込んだダイナミックな人間関係が、生徒の心を豊かにしてくれた。

 教科内容で言えば、教科の内容の習得を共通項に、それに他者がどのように取り組み、成果を上げたりあげなかったりする。そこには個々の習慣はもとより性格、発達特性のようなものも往々に起因していて、だから人の多様性や適材適所ということを身をもって学べる。

 …誰を批判するわけでもないけれど、そういう「他者が出会う場」としての学校の機能はどう保障していくんだろう…もちろん、だんだんと緩和されていくにしても、と勝手に懸案している今日この頃です。

 それにしても!ロマンス的な意味での出会いの場も限られて、カップルの誕生も減るんじゃないか…と一瞬、心配したがすぐにそうでもないかな、と思い直した。

 留学生として大学で出会った東欧の友人は、恋人マッチングサイト(いわゆる出会い系だね!)で出会った10も年上の彼とお付き合いしていたが、彼女達の信頼関係は盤石そのものだった。

 チャットか何かで意気投合して、実際にバーか何かで会ってみて、一目でこの人だ!と直感したという。

 今では二人の子どもも手が離れてきて、きっとラブラブな結婚の第二、第三フェーズに突入している頃だと思う。

 オンラインで出会い、実際に3蜜(…とどうしても思えてしまい、ハチミツ、黒蜜、あんみつ!って一人でつぶやいてしまいます…*三密)を避けて二人で会えば、きっと大丈夫、日本の将来は安泰。※少なくとも初回は公共の場で会った方がいいですね

 どうか、甘い出会いがありますように。

 オンラインの甘い出会いを成功させるには、と考えたら、

 正確な情報公開がカギかなと(笑)

 オンラインでも、嘘はつかない正直な自分を公開していることで、

 ピンポイントな出会いがやってくる、ような気がしています(完)


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