子供は叱ってもダメ!! 子供を動かす極意とは?!
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ
わが子はもうすぐ6歳、保育園の年長であり、来年小学校に入学する。
最近、自分が来年入学する小学校が気になるようで、週2,3度生徒が登校する時間に、ある時は登校の列に混ざり、またある時は校門まで私の自転車の後ろに乗り、そして校門で生徒が入っていくのを10分ほど眺めるようになった。
そして何日かが過ぎると、朝生徒に挨拶をする校長先生と、お話しするようになった。更に校長先生からそれを褒められると、嬉しくて、ますます登校するようになる。
更に別の日には教師OBの用務員さんが朝落ち葉拾いをするのをみて、それを手伝って褒められた。 翌日からマイほうきをもって、登校するようになった。 さらに調子づいてか今度は、、家の玄関や、保育園の玄関まで掃除するようになった!!
親は我が子に、この件に関して何も指示していない。100%本人の意思だ。 ただ、「お前はすごい、皆からお前が褒められて私もとても嬉しい」と少し大げさには褒めてはいる。。。また登園は通常10分だか、遠回り+掃除+見学で20分ほど余計に時間が掛かってはいるが、、、
そして思い出したのが、上記の山本五十六の言葉、
でも私は何もやってないし、言って聞かせてもいない。ただ現場に毎朝連れて行っているだけ。
本人の自主性に任せ、そして上手くいったら大いに褒め。
実はイルカの調教も同じそうである。新しいことが何かできるようになると褒美が与えられる。
我が子も”褒められる”という褒美をもらい、6歳前にして社会奉仕活動をしているのである。
私も見習わなければ。。。。。
ただしこれがいつまで続くかはわからない。おそらく2,3週間も掃除は飽きるのかもしれない。 でも登校するのだろう。なぜなら先生方が褒めてくれるから。そしてそのことで、小学校が好きになっているから。
うちの息子の行動に他の生徒が続けばすごいことになるのだが。。。。
今の世の中「お受験」などで、幼稚園・保育園から公文などの塾通いをさせる親が多いという。 でもどんなに勉強させて知識を詰め込ませて、いい学校に入れてよい大学を出しても、、挨拶すらまともにできない人間は、組織で何の役にも立たない。
小学校から英語やプログラムを教えるよりも、論語や算盤を教えるべきではなかろうか?
と考えてしまう私は 大河ドラマ「青天を衝け」の見すぎだろうか???