リミッター解除!
特別な時間だからこそ、ハメを外す。
今日は、飲んでもいい。
お腹がはちきれるレベルまで、食べてもいい。
そう決めた1日。
それは、わたしにとって、今後いつ味わえるか分からない特別な時間だから。
だからこそ、ハメを外す。
そうでもしないと、せっかくの時間がもったいない!
だから、全力でこの一瞬を楽しむ。
あとは、そうでもしないと…わたしを拒絶したあの人達のことを思い出してしまう。
遠くのあの人と、近くのあの人。
その両方に、同じ思いと傷を負った。
だから、その傷をほんの少しでも忘れたい。
その為に、お酒にも頼る。
…こんなんで、わたし、大丈夫か?
ふと、そう思うけれど、もういいや。
今日と明日は全力で現実逃避。
遠くのあの人に会える、現状ラストチャンスなんだから。
しっかりと、この目に、こころに彼を焼き付ける。
そこにどんな思いがあろうとも、好きなんだから仕方ない。
辛い気持ちはあるけれど、それも仕方ない。
諦めきれないんだから。
勝手に思って、蓋をし続けて。
抑え込んで、わたしが傷つけばいい。
人を好きになるって、本当に苦しい。
わたしを、人としても女としても見てくれない人しか好きになってない、わたしがいけないんだから。
辛い気持ち、悲しい気持ち。
さまざまな思いはあるけれど、それも含めてこの現実逃避を楽しもう。
もうこんなタイミングなんてないんだから。