現実から離れる時間
何人(なんびと)にも侵されたくない。
貴重な時間。
いつぶりだろうか、地元から離れた時間を過ごすのは。
567前までは、わたしにとって貴重であると同時に【当たり前】の時間だった。
そして、仲間からきつい言葉を浴びせられても、その場では笑ってやり過ごし。
後から思いきり病んで、念慮くんモードに入って暫く戻れないのがお決まりのパターンだった。
けれど、わたしの周りの環境や状況があの頃とは一変した。
優先したいものが変わった…というか、比重が変わった。
そして、改めてわたしは誰からも人として、好きな異性から女としても見られていない事実を複数人から何度も突きつけられた。
わたしのこころは、表面的には改善してるように見せていても、深層部は正直死んだままだ。
平気なふりをしているだけ。
それでも、すぐに念慮くんは出なかった。
多少は出ていたかもしれないけれど。
そして、わたしだけではなく、長く会っていない(一応)仲間たちにも大きな変化が多数あった。
そのせいなのかは、分からない。
けれど、表面的には長らく会ってなくとも表面的にはこれまでと変わらず話していた。
今後はどうなるかわからない。
けれど、わたしには少しだけ自分のこころを開いて相談できる人達がいる。
共に悩み、考え、アドバイスをくれる。
そのアドバイスを切り札として、わたしのこころに持っておけば前よりは大丈夫な気がしている。
それ以外にも、
「この宿題、お守りは日課にして?笑」
と別のものを差し出して来た人もいる。笑
それもやっていれば、前より違ったわたしになれるんじゃないかと思う。そこに関しては、諸々問題と疑念はあるけれど。
まずは、何とか乗り越えられて良かった。
やっぱり、相手との距離感は大事だと改めて感じた。
こういう特別な時間こそ、ひとりで楽しむ時間と仲間と少し話す時間とのバランスを保ちながら、滅多にない貴重な時間を楽しんでいきたい。