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【後編】大手からベンチャーへの転職、実際どう?若手社員が赤裸々に語る座談会

こんにちは!セカンドラボ広報チームです。

今回は大手企業からセカンドラボへ転職した3人の社員の座談会(後編)をお送りします。後編では大手とベンチャーそれぞれの長所や、就職・転職を考える際に押さえておきたいポイントまでたっぷり語ってもらいました。

前編はこちらから↓


※写真左から
小松 和貴(こまつ かずき)
2022年4月入社。大手ゼネコンで施工管理に2年間従事し転職。セカンドラボでは病院への「コメディカルドットコム」の提案営業、求職者向けのコラム記事の企画・執筆などを担当。

横山 洋介(よこやま ようすけ)
2020年11月入社。全国紙の新聞社で記者として3年半勤めたのち転職。セカンドラボでは新規事業推進チームのメンバーとして、主に医療福祉施設へのサービス提案、コラム記事の執筆を担当。

亀岡 智彦(かめおか ともひこ)
2020年5月入社。不動産会社で個人向け営業に3年間従事し転職。セカンドラボでは病院チームのリーダーとしてマネジメントや育成業務を主に担当。

─大手と比較したベンチャーの長所はどんな所だと思いますか?

小松:同年代の社員から刺激をもらいながら切磋琢磨できるところが良いですね。自分と同年代の社員がレベルの高い業務に携わっていたり、リーダーとしてチームをマネジメントしているのを見ると、「自分ももっと頑張らなければ」と自然とモチベーションが湧いてきます。

また、年齢が近いことで、周りの人と自分を比べた際に自身の強み、弱みを把握しやすいですね。年齢や社歴といったフィルターを通さずに自身の現在地を知ることが出来るのは、キャリアアップを目指すうえでは有意義だと思います。

横山:僕も、社員の年齢が近くて余計な気遣いがいらないところは気に入っています。

また、僕の場合は立ち上げたばかりの事業に携わっていることもあって、常に自分の頭で考えて動く必要があるところがポジティブなプレッシャーになっています。
期初に目標は設定しますが、事業を取り巻く環境は刻一刻と変化していくので、思考停止せずに自分の頭で「もっと良いやり方はないか」と問い続けることが大事です。特にベンチャーではこの傾向が強く、大変ですが面白いところだと思います。

亀岡:僕は、良い意味でキャリアパスの予想を立てにくい所がベンチャーの長所かなと思っています。

大手だと、どうしても縦割りされた業務をこなす傾向が強いですが、ベンチャーでは突然未経験の業務を任される場面も多いと思います。
それをきっかけにして、自分の思わぬ得意分野が発見できたり、これまで見向きもしていなかった業務の面白さに気付けたりと、視野が広がるチャンスが多いのは大きな魅力ですね。

小松:僕が今コンテンツマーケティング(コラム記事の執筆)をやっているのもその流れですね。広告や営業など様々な業務がある中で、どれがやりたいかと聞かれたらコンテンツマーケティングは選ばなかったです(笑)。
ただ手を出せそうな機会があったので、やってみたらハマってしまって。

─逆に、ベンチャーと比較した大手の長所はどんな所だと思いますか?

横山:ひとつの業務に集中できるところと、福利厚生が整った企業が多いところではないでしょうか。住宅手当がたっぷりもらえたり、改めて前職は恵まれていたなと感じます。

亀岡:自分のメイン業務に集中できるというのは僕も共感します。前職では部署がきっちり細分化されており、外部の業者とのやり取りや煩雑な事務処理など、困ったことがあった際にはそれぞれの担当の方が全て対応してくれました。おかげであれこれ気を配る必要がなく、自分のやるべき業務に集中出来ていたなと思います。

あとは会社の名前で仕事ができるというのも大手で働くメリットですよね。特に顧客折衝が必要になる業種においては、会社のネームバリューがあるのと無いのとでは仕事のしやすさが全然違ってくると思います。

小松:わかります。それに有名な会社で働いていると、個人としても社会的な信用を得やすい気がします。

また、大手企業では規模の大きい、社会的にインパクトのある仕事に携わるチャンスも多くあります。
例えば前の会社は、メディアで取り上げられるような建物の建設にも関わっていたんです。スケールの大きな仕事ができるというのは、ベンチャーではなかなか味わえない大手の良さだと思います。

─皆さんの今後のビジョンを教えてください。

亀岡:新規事業はじめ、マーケティングの上流の部分にもっと関わっていきたいです。セカンドラボでは朝礼の一環で様々な企業のビジネスモデルの研究・発表を行っているのですが、それを通して戦略策定の奥深さ、面白さを知りました。

これからは、既にある仕組みの中で「どのように仕事を進めるか」を考えるのではなく、より根本的な「誰に、どんな価値を届けるか」という前提の部分の設計にチャレンジしてみたいです。

先ほどの「視野が広がるチャンスが多い」に通じますが、元々こういった分野に興味があったわけではないので、これは転職しなければ起きなかった気持ちの変化だなと思います。

小松:僕は先ほどお話したコンテンツマーケティングのスペシャリストを目指したいです。今は本を読んだり、他社の成功事例を研究したりして知識を深めている段階です。ここから新しい試みや業務の改善案などをどんどん提案していき、ゆくゆくはコンテンツチームのリーダーになりたいと考えています。

横山:個人的な目標としては、医療機関や介護施設の皆様から「困ったら横山さんに相談すればいい」と思われるような存在になりたいです。お客様へ価値を提供するためには、実践で試行錯誤した経験、インプットの量ともに必要になってくると思うので、両輪を意識して成長していきたいですね。

─最後に、ベンチャーへの転職を検討している人へアドバイスがあればお願いします!

小松:最近は大手からベンチャー企業へ転職する人が増えてきていますが、大手には大手にしかない良いところがたくさんあります。

僕は1社目で大手に入ったことも、セカンドラボへ転職したこともどちらも正解だったと思っているので、一概にどちらが良いとは言えません。

ただ、大手からベンチャーへの転職はあれど、その逆はそこまで多くないと思うので、あまり深く考えずにベンチャーに入ろうとするのは良くないかもしれません。

亀岡:最近は働き方が多様化していて、どれが正解とはいえない時代だと思います。僕はスキルアップを目指してベンチャーを選びましたが、大手で働きながら副業で成功している人なんかも多いですよね。
入社して後悔しないためにも、まずは自分が何を大事にしているのか、何歳までにどんな状態になっていたいかなど、自分自身について改めて考えてみるのが大事だと思いますね。

横山:大手でもベンチャーでも、結局は自分自身の仕事への向き合い方がすべてだと思います。どこで働いても、自分自身が積極的に努力すれば結果はついてくるはずなので。

ただ、相対的にベンチャーのほうが成長意欲が高い人が多かったり、前向きに仕事に取り組んでいる人が多かったりと、仕事を目いっぱい頑張りたい人にとってポジティブな環境が整っているケースが多いのではと思います。

環境は自分の成長を考えるうえでとても重要な要素だと思うので、「自分はどんな環境で働きたいか」を考えてみるのも良いかもしれません。

亀岡:まさにその通りだと思います。結局は自分が全てですよね。

小松:おっしゃる通りです。

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