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【介護業界】40代から未経験で手に職をつけられる仕事です!

セカンドゴングの高木屋です。

転職相談を受けていると、

「手に職をつけていきたい」
「有用な資格を取得していきたい」

というご相談をいただくことがあります。

その道のプロとして、他人に代替されづらいスキルを身につけられれば、食いっぱぐれせずに済みそうですし、資格を保有していると、安心材料になりますよね。

「手に職をつけていきたい」という点については賛成です。希少性の高いスキルを持っていることは、それだけで強みになるでしょう。

ただ、資格の性質には以下の2種類があり、どちらに該当するかによっても、転職活動における意味合いが違います。

1.その資格がないと該当業務が行えないもの(独占業務)
 例)医師、弁護士など
2.資格がなくても該当業務に就けるもの
 例)キャリアコンサルタントなど

未経験から手に職をつけたいと考えるのなら、1番目の独占業務ができる資格の取得を目指したいところです。

有資格者による独占業務が多くある業界の1つが介護業界です。

そこで今回は、介護業界について概要をまとめていきます。

介護業界は「3K」か?

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かつては「介護業界は3Kだ」と言われていた時代がありました。

3Kとは「きつい」、「汚い」、「給料安い」を指します。

実際にそのような環境の職場もあったようですが、最近では夜勤専門職員の配置や、ITを活用した見回り、おむつ交換等により、飛躍的に環境改善が進んでいます。

また、2019年に施行された特定処遇改善制度により、勤続年数 10年以上の介護福祉士については、月額平均8万円相当の処遇改善を行うこととなりました。

待遇の改善は徐々に進んでいます。

介護は仕事を通じての喜びが多くある仕事です。大変な面はたしかにありますが、その分「ありがとう」と言われた時の喜びはひとしおです。

これからの「介護の3K」は、「感謝感動国際化」になっていくのではないでしょうか。

国際化とは?
日本は国際的に見ると介護先進国なので、今後高齢化が進む他国(特にアジア)から、日本の介護ノウハウを求める声が非常に強いものがあります

介護業界のなりたち

介護業界が確立したのは、ここ20年のことです。それ以前は親に介護が必要になると、家族がそれを行うことが当然とされてきました。

2000年に介護保険制度ができて以降、介護業界が誕生したといえます。

その後も高齢者福祉に関する法律改正を重ね、株式会社などの営利法人が参入できるようになったことで、利用者の選択肢が一気に増えることになりました。

一部企業の不正や事件も発生しましたが、悪質な事業者が参入しにくくなる法改正を重ね、現在では比較的安心できる介護サービスが提供されるようになってきています。

介護業界の資格例

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それでは、具体的に介護の「資格」と「仕事」について見ていきましょう。

◆無資格者
介護保険施設等で介護職員として勤務が可能です(訪問介護は不可)
 
◆入門的研修(21時間研修)
施設勤務ができます(訪問介護は不可)

◆生活援助従事者研修(59時間研修)
訪問介護の生活援助ができます

◆介護職員初任者研修(130時間研修)
在宅、施設を問わず、介護サービス全般を行えます

◆実務者研修(450時間研修)
介護福祉士国家試験の受験資格を得られる
訪問介護事業所のサービス提供責任者になることができます

◆介護福祉士
介護業務はもちろん、本人や家族への介護方法等の説明、相談ができる国家資格です

◆ケアマネージャー
ケアプランの作成、ケアマネジメントを行います

◆社会福祉士
介護や介助を必要とする方の相談に乗り、生活に必要な支援を行う国家資格です(独占業務ではありません)

介護は専門性が高い業務で、技術も日進月歩です。

資格がないと行えない業務も多く、また高齢化が進む現在、社会からの需要、要請は今後も増加していくことが予想されます。

未経験からキャリアの再構築を狙う方なら、介護業界を選択肢の1つに入れてもよいかもしれません。

まとめ

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今回は、40代から未経験で手に職をつけられる仕事として、介護業界についてお話ししました。

・独占業務を行うことができる資格は、企業からの需要も高く、つぶしが効きやすいので狙い目 
・介護業界はひと昔と比較して、勤務実態は大きく改善しつつある
・介護業界は独占業務が多く、資格取得をしていくことがキャリアアップに直結しやすい業界である

介護業界への転職について、さらに詳しく知りたいという方は、以下の記事も参考にしてみましょう。


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