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40代に求められる「マネジメント力」とは?

セカンドゴングの高木屋です。

40代の中途採用の面接では、「マネジメント経験」について聞かれることがよくあります。

実際に、40代の求職者の方から、以下のような相談を多くいただきます。

「マネジメント経験」とは、単純に担当メンバー数を答えればいいのか?
「マネジメント経験」とは、具体的になにを見ているのか?
「マネジメント経験」がない場合は、どのように答えればよいのか?

そこで今回は、40代が面接で聞かれる「マネジメント力」についてまとめたいと思います。

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そもそも「マネジメント力」とは何か?

「マネジメント力」を一言で整理すると、「全体を見ながら組織を指揮し、今あるリソースで最大の成果を出すこと」と言えそうです。

よって面接で聞かれる「マネジメント経験」は、組織を指揮した経験はもちろんのこと、(成果を出すために行った)後輩の育成・指導や、プロジェクトを取りまとめた経験などでも答えることができます。

企業側が定量的に、「50名以上のマネジメント経験」などと条件を定めていて、それを満たしていない場合は厳しいかもしれません。しかし、たとえば「3年以上のマネジメント経験」といった条件であれば、多少満たせていなくても、「マネージャー候補」などとして入社が決まったケースもあります。

ただしその場合、面接では「マネジメント」にまつわる経験エピソードを具体的にしておく必要があります。

「マネジメント」経験エピソードを整理する

面接に臨む前に、ご自身の経験を以下の観点で整理しておきましょう。

  • 後輩や派遣スタッフ、アルバイトスタッフの指導、育成経験

  • プロジェクト単体でのリーダー経験

  • 会議や社内イベントなどのファシリテータ―、リーダー経験

ここで大事なのは「主体性」と「成果」です。
指名されてではなく、自分から進んで買って出た役割であること。また、成果をしっかり出せた、成果を出すために何かをしたことが重要です。

「主体性」についてはいわずもがなですが、「マネジメント」は組織を牽引する役割なので、自律的に組織を牽引した、ということが求められます。

また「マネジメント」の文脈で「成果」が抜け落ちたエピソードを話される方も多いのですが、「成果」は非常に重要です。マネジメントは「全体を見ながら今あるリソースを使って組織を指揮し、最大の成果を出していくこと」だからです。

単に「○名育成経験あり」「指導経験あり」だと、「マネジメント経験」とは言えません。

どのような成果を目指し、どういった育成方法を取ることで、そのメンバーがどのような成果を出せたのか、または組織の成果につながったのかまで踏み込む必要があります。

まとめ

・40代以上の中途採用面接では、マネジメント経験について問われることが多い
・マネジメントとは「全体を見ながら組織を指揮し、今あるリソースで最大の成果を出していくこと」
・マネジメント経験がなくても(要件に足りなくても)、近い要素があれば「候補」として採用された実績もあるので、要素を整理しましょう!

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