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No.1 (詩)

一番を決めるというのは、とても難しい。

今、私のそばで私を温めてくれる腕を、一番愛おしく思うことに偽りはない。

だけど。

サラリとあなたが一番よと、伝えればいいのかもしれないけれど、嘘が付けない領域というのがあって。

どうしても、言い淀んでしまう。

あの世にいる人と比べていても、今は何も報われないことなど、とっくの昔から分かっていて、この気持ちさえ、上手く消化出来れば。

結局。

私はいつもこう伝えることになる。

一番になって。
私の、歴代一位に、あなたがなって。
過去も未来も、全部ひっくるめて、史上最強の男にあなたが、、、なってよ。

電波にのせてあなたと言葉を交わしながら、
時にはゼロの距離で囁き合いながら、
私はいつだって、あなたのことを想っています。

ちゃんと、愛してるのよ?
かけがえのない、時間なのよ?

一番が誰かなんて、野暮な質問、出来なくなるようにこの想い、受け取って。

読んでくださるだけで嬉しいので何も求めておりません( ˘ᵕ˘ )