お受けしたい!でも厳しい!2FCデザインチームでのクライアントワーク受注の悩み
セカンドファクトリー(以下、2FC)で、UI/UXデザイナーとして活動している鈴木です。
2FCデザインチームは、「一緒に考え、つくり、挑戦する」というスタンスを大切に、様々なクライアント様とお仕事をさせていただいています。
先日、デザインチームで非常に悩ましいことがありましたので、率直にその悩みを吐露してみたいと思います。
メンバー名指定で、お声がけをいただけること
我々は、「一緒に考え、つくり、挑戦する」というスタンスでお付き合いさせていただく性質上、クライアント様と長いお付き合いになることが少なくありません。
メンバーによっては、3年、5年以上のお付き合いになることもあります。また、プロジェクトが終了したとしても、別の案件でお声いただくこともあるわけです。
先日、長くお付き合いのあるクライアント様から、お声がけをいただきました。とあるアプリケーションの機能整理、全画面の設計、全体のVI設計などすべてを担当させていただき、リリース後も機能追加や改善などをサポートさせていただいているクライアント様です。
さらに、そのアプリケーションはクライアント様の推進する事業において、ユーザーとの重要なタッチポイントになっており、多くのユーザーに利用いただいているものでもあります。
今回のご依頼は、今までのようなサポートではなく、「アプリケーションのリニューアル」でした。日々追加してきた機能群の再整理や、抱えている課題などの根本解消などを目的として、全体を再構築されたいようです。こちらのプロジェクトを弊社デザインチームのメンバーにお願いできるか?ということでした。
大変嬉しいことであり、やりがいのあるプロジェクトだけれども…
これは、我々にとっても大変嬉しい評価であり、さらにアプリケーションの再構築をご依頼いただくのは、信頼を持っていただいていることでもあるので、ぜひお受けさせていただきたい案件なわけです。
もちろん、これまでのお付き合いもありますし。
リソースが足りない問題
さて、問題なのは肝心のご指名をいただいたメンバーが、既に別の案件にリソースをアサイン済みという状況なことです。
その別の案件も我々にとっては、全力で「一緒に考え、つくり、挑戦する」べき顧客であり、今そこから急に離脱することはできません。
さて、どうしたら良いか?デザインチームで悩むことになりました。
仕事を「捌いて」はいけない問題
ご依頼をひとまずお受けしたとして、「なんとかできる方法があるか?」ということを考えるのですが…。
この時に大事なのは、「なんとか受けられる方法」を考えるあまり、先述の「一緒に考え、つくり、挑戦する」が実践できなさそうなかたちになってしまわないか?ということです。
仮に作業をサポートいただく人員を一時的に揃えられたとしても、お客様の事業にきちんとグリップして、最後まで一緒に挑戦をして、ご要望にお応えできるかどうかを重要視したいところです。
「ご要望にそったものをただつくって達成」するように「仕事を捌く」かのような感覚は、「一緒に考え、つくり、挑戦する」とはズレたものになってしまうと考えています。
今回はアプリケーションの再構築なので、全体の機能群を網羅的に把握して整理を行い、画面上でのユーザーの操作体系の見直しを行い、されにこれまで繰り返して来た機能追加・改善の積み重ねから、将来の拡張性をも見据えた設計などが必要になると思われます。
これらを網羅的にできるデザイナーでないとお任せしづらい状況です。
なので、このアプリケーションの細かいところまで知り尽くした弊社メンバーの知見を活かした、全体監修が少なくとも必要になります。
注意したいのが、監修と言っても「ざっと最終チェックをすれば良い」とかそう言ったものではなく、きちんと俯瞰しての全体構造から、逆に細かいところの構造までを把握した上で、整理や設計が妥当かの判断が必要になるため、少しの時間を確保して取り組めるものでもないと、今のところ考えています。
2FCデザインチームは本当に困っています
お声がけいただいたクライアント様の期待に応えたい。でも現在推進しているプロジェクトのクライアント様の期待も裏切ってはいけない。
この業界ではよくある悩みかもしれません。
その狭間で「そもそもリソースが足りない」という深刻な課題を、2FCデザインチームは抱えています。
ということで、クライアントの期待に応え続け、デザイナーとしての経験を増やしていきたいと考える、デザイナーを絶賛大募集しています。
以下応募要項から、2FCデザインチームの方向性や価値観に共感いただいた方、ぜひご応募ください!
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