僕が赤ちゃんの頃の言葉を忘れてしまったのは
※とりとめないです。
ハリーポッターシリーズを春ごろ読み始めた。秋になった。謎のプリンスの上巻をちょうど読み終えた。映画よりゆっくりと魔法界を歩けている感覚がある。クィデッチ選手として調子が上がらない時のロンの肩を叩いてあげたい。ハーマイオニーとロンの仲が険悪だったとき、二人共と仲良くしたくて板挟みになっているハリーの心持ちを知っていた。友達とはいつも上手くいくわけじゃ無い、それでも嫌いにならない。いつもくっついてなくても友達。そういう時があってもいいじゃんねって当たり前のことだけど忘れちゃう。
アズカバンの囚人のなかに「何して遊ぼうか?」みたいな台詞があったと思う。大人になってから口にしなくなってしまった。友達を誘う時は行きたいご飯屋さんとか観光スポットありき、たしかにそれも楽しみだけどさ〜、私はまずあなたに会いたいのですよ。
今年に入ってから色々なことがあって(毎年色々あるが…)、音楽に助けてもらう場面が多かった。初夏にMONO NO AWAREというバンドと出逢った。最初に聴いた曲はApple Musicからおすすめされた「もうけもん」だった。わたしは牛乳が好きで、聴いた頃に毎日泣いていたから冒頭の歌詞は私のことかと思った。これは我が子を見守るお母さんとお父さんの歌だ。毎晩毎晩泣いてさっき飲んだミルクをこぼしてしまってもったいないと歌われるのはその子のことだ。毎回毎回泣き止んではぴかっと目を光らすのも私のことかと思った。悩みきって泣き疲れて泣くのに飽きたころ、次に取るべき選択肢の答えはいつもわたしの手の中にある。うすうす思ってたが大人って否わたしって実は身体だけでかくなった子供?親になりたいとか特に無いが、今後の人生でそうなることがあったらこの歌に出てくる親(かつ夫婦)みたいになりたい。
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