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路上にて…

梅崎春生「猫の話」を
どれだけの人が覚えているのだろうか。
クルマに轢かれた猫の死骸を毎日窓から眺める話し。段々に減って行き、やがて跡形もなく無くなる。人間も含めた生き物の「死」を強烈に印象付けたアノ小説。教科書に載っていた。朗読したね。
まさに、ソレを想起させた出来事。
「イヌの糞」
猫は数日掛かって姿を失ったが、クソは半日で消え去ろうとしてる。
そして、また新たなクソが放置され、ヒトの靴底やクルマやバイクのタイヤに連れ去られる。
「猫の話し」では、命の儚さを学んだが、
「イヌのクソ」には、怒りしか感じない。