これからの働き方について考えてみる
おはようございます。
今日は仕事の価値観についての話。
4月期のドラマ「わたし定時で帰ります」が、昨夜最終回を迎えた。
5・6年前からテレビは段々と観なくなり、ドラマ離れの期間があったのだけど、今は便利なもので、スマホの見逃し配信を見ることが出来る。最近のドラマは考えさせられるのが多い。今期のドラマTBSの「わたし定時で帰ります。」もそのひとつで、欠かさずに観ていた。
どんな内容だろ?と思いながら見始めたのだけど、働き方について考えさせられるストーリーに深く共感していた。何より、問題の本質がリアルだった。
ぜひ、機会があれば観て欲しい。
私は、ゆとり世代のひとつ前の世代。「プレッシャー世代」と言われている世代に生まれて来た。おそらく、主人公東山さんや三谷さんと同じ世代を生きて来たと思う。
例えば、『会社を休むと、居場所が無くなる』と言う様な言葉がドラマの中にあったが、あーその感覚わかる…と、深く共感する。
会社は、どんなに無理をしても行く!が、当たり前の時代を生きた先輩方から、指導頂いた新人時代。新人の時の感覚がその後の価値観にもなる。私たち世代も基本的に無理をしてでも行った。当時、残業も当たり前だった。
違和感のない、
集合的で排他的な感覚に無意識に縛られていた。
ドラマは毎回現代の現場事情・社員事情をリアルに描いていて、それぞれの立場で、それぞれの視点がなんとも言えない。最終話も管理職上司の皆様の事情が痛いほど伝わった。
ブラック上司もはじめは、クライアントのために、部下のために、会社のために、ただただ頑張って何十年も生きてきた。
「何がだめだったんだとろうね?どこでどう間違っちゃったんだろう? 仕事があれば、僕もみんなも幸せになると思ったんだけどな〜」っていう、ブラック上司の言葉。そうなんだ。ただ、ただ、本人は頑張って来た。
「もう頑張らなくていいんじゃないですか?」って言われても、どう変えたらいいか分かんない。仕事に命を捧げている人がとても多い様な気がする。→私もこっちよりになりやすいから、頑張りすぎは禁物です。笑
そんな上司の在り方に意味不明だなと感じるゆとり・さとり世代。
そして、私たちの世代はちょうど「間」の世代。どっちもわかる。
どっちの言いたいことも。
どっちの大事にしたいことも。
どっちも一生懸命なんだって。
最後に「あなたは何のために働きますか?」と問いかけがあった。
何の為に働くのか?私も年を重ねるにつれて、大事にしたいことが変わって来た。
自分の職業の役割として心の癒しだったり、自分探しのお手伝いは、これからの社会にまだまだ必要で、重要な事だと感じた。
もう何かが違うと、みんなが気づき始めているから。