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[詩]連綿


前車が左に避けた
猫が轢かれていた
直視出来なかった
昨日を思い出した

英字の薄布で肌を覆っている
鈴虫は鳴きながら生きている
探す気力は当たり前に枯れる
曇天の意に反して正気が漲る

ケーブルを挿す
入力しては消す
感情を捻り出す

タイトルを意識し始めると近づく結末の様
もう時期見るであろうほうれん草と卵の殻
今日の糧を火に掛けるのが私の役目だから

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