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[詩]型

傘が必要な師走手前
玉虫色の光沢で弾く

藁にも縋る思いの丈は
腹が鳴って休息を得る

頭から指先まで
仲間は神経回路だけ

旗が靡く飛躍を遊びで願う
なあなあとの仲違いが吉兆

刀抜く人達ならば横目で過ごし
赤茶けた錆と共に

花言葉は要らない
若さの未練とは程遠いから

型を不問とする広大さに
彼方の可能性を秘める

生温さから芯の太さへ
宝探しはまだ続く

名はあなたから授かった
さあ 終わりは始まる合図

儚さには目もくれず
露わになった真相へと駆ける





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