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[詩]再燃へ

後半から週末にかけて
並行世界のような日々
良い意味での
たらればが叶っている日々

緊張と歓喜は無くても
記憶の綴り方は意外と容易い

弛緩と寛容を棚引かせて
時のレールを気の向くまま

最良と落第が存在しない
自由意思に委ねられた境界線

土から離れた日常に
あってはならないと呵責を羽織るより
土へまた向かう
些細な恩赦だと思えば良い

白球の落球が
怪我の巧妙で

青痣の治癒が
再起の一投に

慌ただしい序開きの汽笛がもう直ぐ鳴る

今日が最後のβ線

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