[詩]後書きまで
生きるくらいならと
考えている内に1時間が過ぎた
あと1時間だけ
考えていれば夜が明ける
夜が明ければ
考えが改まるかもしれない
小さな積み重ねが
生き方の目印になる
いつか眠くなりどうにか眠れるだろう
生きていれば
何れ宣告が来る
もっと生きたかったと
漸く気づける
辛いと思うなら
きっと誰かの得になれる
何でもなかったと
太陽の下で思えたら良い
1年後の今日は腹が空いていれば良い
牛歩のように書き連ねたせいで
何だか纏まりがない
コンビニに行った後に見返すと
何を考えていたかいまいち分からない
そんな繰り返しが
生きる
生き続ける証なのかもしれない
僅かな空腹を感じている