[詩]スタートライン
10の位がひとつ切り替わり
先頭に何馬身も差をつけられても
それなりに駆け抜けた
きっかけは忘れたが
心情の跳ねや落下をまた紡ぐようになった
それなりに形になってきた
伝えようとする
あかりから気づかされた
ふざけて遊べ
冥王星まではまだ遠い
音の轟きは四季より多く
リズムが景色に色を与えて
毎日 毎日
主題の芽吹きを見届けた
来年も1日に文字を添え続けたい
長いような短いような
決して簡単ではなかった日々
それでも
今年は今日で終わり
体を透かすと
中にはシンプルな言葉だけ
ありがとう ごめんね おはよう またね
ひとりでは終えられなかったみたいだ