ずっと残るものには理由がある
仕事部屋に休憩用の椅子が欲しくて、カリモクのKチェアを買いました。
原型の「1000番」という椅子がカリモクで作られてから今年がなんとちょうど60周年らしいです。
1962年の製品が2022年でも通用するすごさ!
座り心地や造りの良さはもちろん気に入って、当時のエピソードや現在も発展させているモノづくりを読んでさらに好きになりました。数十年ものあいだ基本的なデザインが変わらないことも、素材や造りは改良を重ねてアップデートしていることもすごいですね。
特にこの「ベンチマーク活動」から得られるものはものすごく思い当たります。
調律の仕事もひとつひとつ教えてもらうよりも、その人の作業したピアノを見ることがなにより勉強になります。
全員が1番手の造り手ではないのを当たり前としているところもなんか良いなと思いました。
全文はこちら↓
今の家に住んでまだ6年くらいですが、思えば前の家から持ってきたもので手放さず残っているのはいわゆる「名作」と呼ばれる家具3つだけです。
どれも10年以上経ちますがまだまだ使いそうです。
ベタ中のベタとも言える家具たちですが、ずっと市場に残っているものにはそれなりの理由があるんだなと思いました。結局ベタってすごい!
この椅子も、我が家でずっと残るひとつになりそうです。
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