親の言葉と子どもへの影響
おはようございます。
今日も夏日…暑くなりますね。
ここ数日、叔母のことでバタバタでした。
叔父を亡くして以来、ひとりで暮らしていましたが、晩年は食事も作るのが億劫だと最低限の家事で何とかやっていた様子。
私が何度も掃除など手伝うと言っても気丈に拒んでいましたが、突然、主を無くした家に行ってみれば生活感の何も感じられない状況でした。
もっと周りに頼って、できないと甘えてくれてたら…
長女だった叔母は祖母からずっと
「おねぇちゃんなんだから」と言われ続けたことで、頼る=ワガママを言うという感覚だったのでしょうか。
何か困っていてもそれを隠そうとするところがよく見受けられました。
なんでも…例えばペットボトルの蓋ひとつから
「できなぁーい!」と甘える妹である母との差を子どもながらに感じたものです。
オットも三兄弟の長男。
やはり両親から常に「お兄ちゃんなんだから」と何か欲しいときも、不安なときも、ケンカしたときも、この言葉で我慢するしかなかった、と。
親としては区別するつもりなく
うまくまとめるにはお兄ちゃん、お姉ちゃんなんだからという言葉はとても便利だと思います。
私自身はひとりっ子なので体感はないけど
親にそう言われてしまったら、反論できなくなるし、我慢するクセ?のようなものが身についてしまうのかも、と思いました。
叔母も、もう少し周りに頼ってくれてたら。
タラレバですが、突然亡くなるまでには、どこかしらに不調があったかと…そんなとき、一緒に病院へ行くとか、普段の大変な部分を任せてしまうとかしてくれてたら、と感じます。
なかなか思考のクセは気づかなかったり
気づいたとて直るものでもありませんが
上手に甘えて自分に素直になる
今回のことで、身辺整理とともに
偏屈にならず、もっと甘えていいのかも?と
改めて感じました。
いまだに『できなぁーい!」と言い続けている母は今回も主治医の説明すら聞けず、全て私に丸投げ…この先が思いやられ…ます。
ヒトはヒトとぜったいに関わって生きているのですから、いい塩梅で持ちつ持たれつでやっていけたらと思う出来事でした。
今週もよろしくお願いします🍀