研修をするってこと
雑談
いつの間にか7月もあとわずかとなりました。ゆっくりとした時間は足早に過ぎていくのはどうしてでしょうか。以前こんな話をしたことがあります。楽しみなことがあると「まだかまだか」と足をあげて待っている時間はどうも長く感じます。けれども、いたずらに日々を過ごすとあっという間に過ぎてしまうのは人間の性ではないでしょうか。つまり、7月が終わっていくことが悲しくて悲しくて仕方がないという感じです。
夏休みを少し堪能する
夏休みってとにかく学校の先生のエネルギーチャージをできる時間なんですよね。とっても有意義で日ごろの激務が一旦精算されるというか。これは決して「休み放題」ってわけではなくて、基本は働いているんですけど、定時で出勤できて、定時で退勤できるという極めて人間らしい生活が送れる時間なんですね。そして、休みたい時にしっかり年休をとれるという法律で定められた働き方ができるとってもありがたい期間なのです。普段は残業代も出ない中長時間激務をしているので、本当に夏休みはリフレッシュ期間なのです。
研修をしてみる
僕は多分、校内の他の先生方とはちょっと異質で、「リフレッシュ=学ぶ」なのです。だから学校をお休みしている時でもインプットとアウトプットをひたすらやり続けているんですね。これが自分にとって素敵な営みなのですが、まぁなかなか理解はされません。ですが、今回は少しでも自分が学んで、絶対に役立つって内容を校内の先生たちに広めたいと思ったので、自主研修という形で取り組んでみました。
Canva研修
民間だけでなく、教育現場の界隈でも広まってきたCanva。校内でも初めて聞いたという先生もいましたが、すでに使っておられる先生もおられました。大分知名度が上がってきたなあと感じる自分も使い始めたのは今年度が始まってからでした。なので、一緒に学ぶ仲間がほしいという意味で、校内のCanva仲間づくりを目的に自主研修を開きました。
研修までの不安
これまでも校内でICTをテーマに研修を行ってきました。ただこれまでは「教育委員会で教えていただいたことをお伝えします。」という所謂伝達講習という大義名分があったんですね。つまり、自分自身の伝えたいことではなく、あくまで自治体として取り組んでいく内容でした。だから「全員参加」にできたんですね。でも今回は「やりたい人この指とーまれっ」の方式なので、「人数が少なかったらどうしよう」とか「気を遣ってもらってないかな」など余計な不安がつきまとっていました。(実はこんなに憶病者なのです…笑)
そんな不安は杞憂に変わる
研修の告知をした後、「先生、Canvaのことぜひ教えてください!」とたくさんの先生から言っていただけるようになりました。「どんな準備をしていったらいいですか?」など、たくさんのお言葉をいただきました。そして、当日は学校の約半分ぐらいの先生に参加していただけました。本当にうれしくて、もう内容はあっという間でした。
Canvaの魅力か自分のスキルか
研修がうまくいったのは、自分の研修スキルなわけでは当然なくて、Canvaのおかげだと思っています。何なら、その研修の仕方で自分に教えてくださった先生たちのおかげだと思っています。けれども、そのままではなくて、ちょっとそこに自分の色をいれてみたりだとか、どうやったら今目の前にいる先生たちに楽しんでもらえるか考えたりだとかそんな営みが僕の中ですごく学びになったんですね。そして、成功したことは確かな自信につながったのです。
誰が伝えるか
「この人から教わりたい」
「この人についていきたい」
「この人みたいになりたい」
少なくとも僕はこう考える人間です。昔から人が好きだからそれがきっと自己形成に関わって今の自分になっているんだろうなあって思うのです。ポジティブな意味でもネガティブな意味でも無く、ただ人が好きだから。そして、多分この考え方はわりと社会の見方の的を得てるんじゃないかなとも思うのです。
研修をしたことでまた考えるきっかけになりました。
また、やりたいなあと思います、自主研修。
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