〓かっこいいMV〓を語る vol.1 ″Scar Tissue ″
映画でいうロードムービーのようなMV
メンバーの皆んなはなぜか疲れきってダレている。
歌い出しは小刻みに語る日常の音。
荒野の真ん中、一本道の長ーい道路をただ走るオープンカー。
荒野には何もない。道があるだけ。
彼らは風を感じるだけでhappy
今はただ、この瞬間にハマりたいだけなんだ。。
(まず、このオープンカーってとこがいい。)
走る風がvocal:アンソニーの髪を乱す。
おちゃらけキャラのbase:フリーは逆さに乗り足だけが露出している。
drumsのチャドは、ただ日光浴をしている。
気怠く道を進む一団。”Scar Tissue”の曲が進む。
車は一旦止まって休憩タイム。
トイレする者
辺りを散策する者
ふと、guitar:ジョンが壊れたギター
base:フリーが壊れたベースを発見。
何気なく弦を押さえてイメージ演奏
guitar:ジョンはそのまま壊れたギターを持ち帰り車に乗り込む。
一本道の長ーい道はまだまだ続く。
日は夕暮れ。
日が傾きオレンジ色にオープンカーを照らす。
ジョンは壊れたギターを手にオープンカーの後部に身を乗り出す。
本気のギターソロ。。
vocal:アンソニーはguitarのジョンの動く指を見つめ頭の中のメロディに酔いしれる。
同じくギターソロに合わせ夕日が美しく光るオープンカーと道を照らしてゆく。
メロディと心情と今、目の前にある美しい光景がぴったりハマった瞬間。。
最高のエンディングに
最高のギターソロ。
最高の感触を沈む夕日と共にギターを投げ捨て、心に残す。
走る車のように気持ちは前を向く。
人生がこの後も続くように‥
【このL字に折れた柄をじっくり弾くジョンがカッチョいいー!んだ。そのカッコよさと、突くメロディと、走る車の夕日と不安感がぴったり相性良い。最高のMVなんです。
僕はScar TissueのScarはSとCarを分別してスタートの”S”。オープンカーの”car”と勝手にこじつけてます。
”SCar Tissue”=はじまりのチーム。と。
これは始まりの物語なんです。
この一本道が終わる向こうの景色には希望がある。この寂しさに斬りつけるようなギターソロがそう言っているのです。】
アーティスト:レッドホットチリペッパーズ
曲名:Scar tissue
1999年