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〓カッコいいMV〓を語る vol.2 ”That’s The Way Love Goes”

なんてことはない。部屋の中で皆んなでノリまくる。それだけのMV。

だけどだけど、なぜだろう?
こっちもノリノリに踊っちゃう。
ほんとほんと。
このMVには人を踊らせる魔法のような作用がある。。

ツボ処のおさらいをしよう。

ジャネットジャクソンの友達が”テープかけて”と言う。。”テープ‥”

「えっ?”テープ”??」
と普通の人は反応するだろう。
でも、僕はまず、ここにハマるんだよなぁ。

ここがもし、”スマホかけて”。だと、全然イメージが違う。

そしてこの部屋に備わっているデカいスピーカーと音響機材!

「おいおいこの部屋、ディスコかよ!」

みたいなとこが現実離れで面白い。逆にこんな部屋あったらいいな。の夢目線で楽しい。

そしてツボ処その2:皆んなノッテきたところでフェイント。友達がいたずらで一旦曲を止める。
ここがいいんだよね。(ちなみにいたずらした子の名前はティッシュ。笑)

”名前がいいね”
”何度も言うこの歌詞。LOVEを炎に例えている”

曲が進む。
1フレーズずつに部屋にいる人たちの体が大きく揺れていく。
いわゆる”音に乗る”ってやつ。
美味しいものに手がのびるように、自然と部屋にいる人たちは自然に軽やかな”音”(ビート)に乗られずにはいられない。

(それにしても楽しそうに歌うジャネットが可愛いすぎる!この時期のジャネットは可愛さとダンスのキレと歌の上手さは最高期なのでは?
そう思えるぐらい可愛い)

曲が進むに連れ”LOVE”音符が、ジャネット発する歌詞によって部屋に溢れてしまう。

”LOVE音符”に包まれた部屋はやばい。

男女が”LOVE”に染められ絡み合い続出、、。。
歌っているジャネットはそんな光景を嗜むようにさらに拍車をかけてノリノリに歌い、”アゲて”いく‥。

恋は炎だと、分かっているのに、向かっちゃうんだよねー。悲しき性サガ。

LOVEでLOVEでLOVE〜♪
既にこの曲で、この部屋はLOVEに溢れてしまいましたー。

最後に、オチ。
ティッシュがおちゃらけてこのMVはエンディング。

【このMVの良さは何といっても曲のノリと、楽しい空間の演出でしょう。

ストーリーはジャネットが新曲を作ったというネタで皆んな盛り上がり、聴きたい聴きたいと、はじまる。
そこで新曲かけたらビックリ!まじノレる。まじ艶やかなLOVEビート。
盛り上がりの興奮が男女の絡み合いを生む。
キスするカップルも。
その皆んなの変わりようを「しめしめ」と面白がるジャネット。
まるでこうなるのが目に見えていたかのよう。

愛で溢れる曲を世界に投げかける。
そんなジャネットの思惑がチラ見せされたこのMV。 
日本のタイトルは”それが愛と言うものだから”と日本人らしい遠回しの恥ずかしがり屋がつけたであろう、タイトルになっている。

ぜひ大音量で、重低音を効かせて聴いてほしい。見てほしい一曲だ。
踊れる服でよろしく。

アーティスト:ジャネットジャクソン
曲:That’s The Way Love Goes
邦題:それが愛というものだから
1993年

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