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温活でリセット上手なママになる

毎日がベストな状態なんてほとんど無理に近い。

女性に関していえば、毎月の生理や生理前後のPMS、それ以外にもホルモンバランスの変化に日々晒されている。月の半分以上が不調とも言える。

ちょうど先週、訳あって急遽の弾丸帰省を2度したり、とにかくドタバタで、心身ともに疲弊した。
ぐっと冷え込んだこともあって、手足が冷たい日も多かった。

そして昨日からは生理。
お腹は痛いし、気持ちも落ち込みがち。いつもの当たり前がしんどく感じる。

そんな時、私を癒す「お風呂・温泉」の存在がとても大きいことに気づいたので、記録しておこうと思う。

とある疲れ切った日に

ドタバタを乗り切った自分を褒め称えながら、ゆっくりお湯に浸かった。

睡眠不足に、頭痛に、眼精疲労。頭がぼーっとして、立ちっぱなしだったからか体全体も重く、足もパンパン。

血の巡りが悪くて、滞っている感じ。
まさにもう限界、という状態だった。

本当は温泉にでも立ち寄りたかったけど、気持ちは一刻も早く家に帰りたくて、家風呂にした。

夫と息子が入った後、いつも通りに追い焚きする。今日は熱めに、42度設定。

お湯に浸かり、思わずため息が漏れる。
体の奥底から温かくほぐれていく感覚。

そして目を閉じて、深呼吸する。

浅い呼吸になっていることを自覚する。
しっかり吐ききって深く吸うを繰り返すと、酸素が体中をめぐっているのがわかる。

細胞が少しだけ生き返ったような気がする。

我が家の脱衣所はとても寒いので、洗い場で身の回りのケアを済ませ、すぐにパジャマを着る。
体温が逃げないように、靴下やスリッパを履く。

そうして生まれ変わったかのように、スッキリしている自分に気づく。

浸かりすぎたな〜という時は、ベランダに出て心地よい外気浴をする。
少しだけ冷めた状態にして、お布団に入る。

そうすればすぐ眠れて、翌朝気持ちよく起きることができる。
ここで注意するのは、夜更かしして新たな疲労を作らないことだ。

体を温める「温活」は、疲れをリセットして、自らの細胞を目覚めさせる方法の一つだと実感する。
それがご機嫌な心につながっていることも。

血の巡りを良くする効能

疲れが溜まった時に起こりがちな、頭痛・肩こり・むくみ・冷え・倦怠感などは、血流が滞ると現れる症状。

血行が良いということは、血液が体内をスムーズに流れ、酸素や栄養素を各細胞に効率よく運び、老廃物や有害な物質を迅速に排出できる状態を意味する。

エネルギー産生が促進され、活力が増し、疲労回復が早くなることで、日常生活の質が向上するし、

体内がクリーンな状態を保ちやすくなり、冷え性の改善や肌荒れやむくみの軽減にも役立つ。

血液は免疫細胞も運ぶから、病原体や異物に対する防御機能が強化され、様々な疾患への抵抗力の向上も期待できる。

血管の健康も保たれ、高血圧や動脈硬化などの循環器系疾患のリスクを低減することができる。

つまり血流を改善することで、

  • 疲れがリセットできる

  • 気分が良くなる

  • 睡眠の質が上がる

  • 翌朝の調子が整う

というのは本当のことで、それ以上に人生という長い目で見ても良いことづくめなのだ。

湯船につかると、体が温まり血管が拡張されるうえ、体の表面や皮膚の血管に水圧がかかることで手足など末端にたまっていた血液がポンプのように押し出され、血行が促進される。

毎晩お風呂に浸かることにしているが、疲労がピークを迎えた時に何もかも放っぽり出して、好きなだけ湯船で過ごすのは、心身にとって正解だったようだ。

わたしのリセット方法

温泉に行く

ここは山梨。近所に温泉がいくつもあって、一番近いところは車で5分の距離にある。

夜20:30がラストインと少し早めだが、これに間に合えば最高の湯体験ができる。

熱湯と温湯の2種類のお風呂に、スチームサウナがあるのみ。露天もなくシンプルな作り。

この熱湯が圧倒的に良い。

熱湯で自身か沸騰する前に、水風呂や水シャワーをして急速冷蔵。冷めたらまた熱湯に。

この繰り返しで、サウナと同じ効果が得られるのだ!
俗に言う「整う」である。

サウナラバーとしては、普通のサウナと同じことが叶う。熱湯がちゃんと熱いのが最高だ。

寝かしつけが間に合えば思い立って急に行くこともできるし、週末に1時間ちょうだいと言ってサクッと行くこともできる。

疲れをリセットしたい時はここに通っている。

ここが間に合わない時は、22:00まで営業していてサウナも露天もある、車で15分の温泉まで足を伸ばしている。

おうちで熱湯する

体をささっと洗ったら、湯船の設定温度を上げて、長々と半身浴をするのがお決まりだ。

まず、バスタオルで髪の毛を巻いてから、美容液ひたひたのフェイスマスクをつける。

入浴剤を入れる。
回り回って今は、日本の名湯シリーズがお気に入り。

湯船に浸かったら、深呼吸をしてリラックス。

そして持ち込んだ本やスマホを開いて、日中にやれなかった楽しみを消化していく。

つい楽しんでいると30分なんてあっという間。
1時間以上経っていることもある。まさに茹でダコ状態だ。

熱々に火照ったままの時は、ベランダへ出て外気浴。
毎晩とっても寒いから、ほどよく冷めていく感覚が気持ちいい。

たった30分で、どんよりしていた顔がスッキリと晴れた顔になって戻れる。

"どれだけ自分のためにしてあげられたか"が心にも作用しているように感じる。

私にとってお風呂は欠かせない。

ストレッチする

一番後回しにしがちなのが、自分の体のこと。

バッキバキに凝り固まっていたって日常は進んでゆくもので、たった5分のストレッチも意識しないと忘れてしまう。

でもストレッチをして寝た夜の方が、呼吸も深くなり、よく眠れるのは間違いない。

何かスポーツをしているわけでもなんでもないが、一生付き合っていくこの体を大切にしなければと思う。

首・肩・背中・腕・腰・お尻・脚

それぞれをよく伸ばして、ほぐす。
深呼吸しながら、何度も同じ動作を繰り返す。

ストレッチは、筋肉を伸ばし関節の可動域を広げるので、血流を良くするそうだ。
血液がスムーズに流れやすくなり、血管を拡張して血流量を増やす効果もあるそう。

"お風呂上がりにストレッチ"とよく聞く謳い文句は、とても正しい。
効果を最大化させるためにも、入浴とセットにしたい。

朝晩の白湯

体の外側から温めたら、内側からも温めたい。

食事以外で最近始めたのが、白湯を飲むことだ。

内側から温めると、体全体が温まる。
巡りの速さが違うのだ。即効性がある。

手足がポカポカして、体に良いことをしている気分になる。
良い気分になることも重要だと思う。

そしてもちろん、胃腸からあたたまることで体全体の血流が良くなるから、さまざまな効能が得られる。

寝る前の白湯。寝起きの白湯。

息子のミルクを作りながら、サクッと白湯を飲む習慣を続けたい。


血流を味方にすれば、ご機嫌な時間を増やせるかもしれない。

おそらく頭を抱えるような悩みは、この先たくさん生まれるだろう。

今のうちからリフレッシュする方法を身につけておきたいものだ。