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名言の被害者

 今日もお疲れ様です。昨日締め切りだった発表の原稿を今日まで待ってもらって、先ほどやっと提出しました。全く達成感もなく。また下らないものを出してしまいました。もう今回はテイサイすら整ってない。サイテイですわ。おもんな。。。もっと早くから本腰入れて準備してたら違ってたか?いやいや、多分構想の段階で破綻してたな。。。それが分かってるからぎりぎりまで何もしなかったんだろうなあ。はっきりと自覚するのが怖くて。

 何もしないで後悔するよりもやって後悔する方がいい、とか誰が言い出したんだ?そんなの、ウソウソ。能力が追い付いてなくて、ちゃんとできる見込みがないものはやめといた方がいいよな。やっぱり。他人に迷惑かける。見切り発車で発表なんかに応募しなきゃよかったよ。。。この言葉に背中を押され(蹴られ?)信じてエイッと跳んで、余裕で向こう岸に届かず川に落っこちた気分。

 きっと、この言葉の被害者は多いはず。この言葉に勇気をもらって告白してフラれた、この言葉に自分を奮い立たせて株買って失敗した、この言葉を座右の銘としてギャンブル依存症、とかとか。名言の裏に被害者あり、だな。この言葉って、あれだな、後から後から但し書きがついてくる詐欺みたいなやつだ。

「何もしないで後悔するよりもやって後悔する方がいい!」
 *但し、自分の能力に見合ったものに限る。
 *但し、最善を尽くした場合に限る。
 *但し、十分な勝算がある場合に限る。
 *但し、若者に限る。
etc......

 失敗から学ぶこともあるんだよ、とかも若いうちだけだよな。こんなおっさんが失敗するとこなんてただ無様なだけだ。見てる側を恥ずかしい気持ちにさせてしまって、こちらも更に恐縮して。まあ、いいか。「若さを保つには若いときと同じ失敗をすることだ」みたいな言葉もあったよな。あ、そっちに騙されたのか。。。

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