聖地巡礼の旅
・東京旅行で、三鷹の森ジブリ美術館へ行ってきたのだった。
・ジブリ美術館のチケット販売は前月の10日から開始で、以前行った時の争奪戦(サーバー落ち)がヤバすぎたので今回も仕事のすき間に(悪いことだと知りつつ!)待機&開始と同時に突撃をかけたらアッサリ買えた。
コロナ禍を経てちょっと入館人数落ち着いたのかな?と思ったけど、実際行ったらちゃんと大混雑だった。
かなり早めに並んで先頭に近い位置で入場できたので見たいところをスムーズに回れて大成功。
外で大行列に並んでる人を屋上から眺めるのは最高の気分だったね。
・ジブリ美術館、やっぱり建物が大好きだ。
有機的な曲線と無機的な直線の、美しいバランスをとったフォルムがツボ。
室内の構造もぎりぎり理解できるくらいの不思議さを持った造りで、ずっとウロウロしていても飽きない。
「迷子になろうよ、いっしょに。」のキャッチコピーのとおり、このままこの建物で迷子にならせてくれと思った。
・あと、ガラスが素晴らしい。
レトロな質感の完全に透き通っていないガラスがたまらない。
手すりの柵に入れられたガラス玉の美しさと言ったら!鉄とガラスの組み合わせに興奮できる。
ここに住めたら、いや、一夜だけでも泊まれたら、興奮しすぎてその夜に昇天してしまう。
最高の人生の終り方。
・土星座の「星をかった日」が、本当に本当に素晴らしくて。
ここまで自分に刺さるか!?っていうくらい不思議と刺さって、見終わったら涙が出ていた。
モグラとカエルの乗り物(電車)が宙に浮いた瞬間、「あ、この映画大好きだな」と気付いてしまった。
ストーリーに感動したとかではなく、表現の一つ一つ、映像の一瞬一瞬にとにかく感動した。
勢いあまってパンフレット即買いした。
本当はグッズショップのピアスが欲しかったのだけど残念ながら売り切れ。
これを機にピアス穴開けようと意気込んでいたのに。
12月にジブリパークで上映されるらしいので、その時に再販してくれたら嬉しい。
・同行者の推し活にも付き合った。
下北沢の旧ヤム邸シモキタ荘でカレーを食べ、世田谷代田へ行き、夕飯は赤坂のイタリアン。
楽しそうで良かったし自分も楽しめた。
世田谷代田から下北沢の間の開発されたスペースがオシャレでとてもいいなと思った。
・自分が前から気になっていたアサコ・イワナヤギにも行った。
超超超高級パフェ!パフェだけでフレンチのコースが食べられる値段。
葡萄のパフェ(パルフェビジュー・レザン)はすごかった。
とても一言では表せられない。見た目通り、複雑な味の応酬、到来。
意外な味が意外なところから押し寄せてきて、食べてる間「???」がずっと頭に浮かんでた。
「君たちはどう生きるか」の初見みたいな状態だった。
同行者の好みではない味がいくつかあったようで、高い値段だったのに申し訳なかったな。
・乗り換えのついでに中目黒のバーグハンバーグバーグの電柱広告も見てきた。
駅からすぐのところにあってラッキー。パッと見て写真だけサッと撮って駅に戻れた。
実物見るとメッセージの意味不明さが余計に際立ってた。
時間があったらオフィスのあるビルにも行ってみたかったけどそれはやめた。
中目黒駅にオモコロ関係者いないかなと思ってキョロキョロしてはみたけどさすがに見つからなかった。
・帰りの新幹線は人生初・グリーン車にした。
快適すぎてビックリ。お手拭き配られたりゴミ回収に来てくれたり、未経験のサービスに驚いた。
ゴミ回収に来てくれること知らなかったので自分でゴミを捨てに行ってしまっていた。
他の乗客から見たら「ゴミ回収に来ること知らないんだプゲラ」って感じだっただろうな。田舎者。
今後帰りはグリーン車にしよう。グリーン車を知らなかったころには戻れない。
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