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大吉を2回連続で引くことは3%以下の確率
セルフチェックで乳がんを発見し、病院へ受診したところ、乳がんだと発覚。
手術前に不安なので、父と健康平癒祈願に行くことにしました。
「トモカ!今日は手術の成功を願って健康平癒祈願に行くぞ!」
「えっ!?今日??」
父はいつも突然だ。
お墓参りをしに行くにしても、朝食を外に食べに行くにしても、決まって思いついたように当日言う。
そして、それが遺伝したのか私も当日に「今日はここ行こう!」と言うことが多い。
本当に大事な予定がなかったり、機嫌が悪くなかったり、その提案が楽しそうだと思ったら、「行く!」と言いそそくさと準備した。
そして今日は、父が本当に私の手術のことを心配してくれていると感じたから「行く!」と言いそそくさと準備して車に乗り込んだ。
ブロロロロ…
そして、車の中で父はこんな話をしてくれた。
「お父さん就職試験受けた時も、お前が生まれる時も、何かうまくいってほしいことがあった時は今から行く神社に行って御祈願してもらってたんだよ。」と。
その話を聞いて、手術に対してとても重く受け止めてくれていて、寧ろ私の方がストレスを受けないように楽観的に考えていたから、有難たかった。
そしてとても私のことを大事に思ってくれているんだなと感じた。
バラバラだった家族が一団となって私の病気に向き合ってくれて、今まですれ違ってたからこそ親のありがたみがわからなくて、でも、乳がんになってそれがやっとわかるようになった。
全てのことに感謝するようになった。
そして、神社について、車から降りた。
神社に入る前に手を清めて、御祈願の受付へ。
「健康平癒祈願1つください。」
「はい。ではここにお名前をお書きください。」
名前を書く。
「はい。受付ました。ではお靴を脱いで、あちらにお座りください。」と言われ、言われた通りに靴を脱ぎ、たくさん並べられてある長椅子の前の方に座った。
5分ほど父と話していると、お祈願が始まった。
読経を唱え、名前が呼ばれる。
そして終わったら木札をもらえた。
帰りに受付の横を見たらおみくじがあった。
「ねぇ?お父さんおみくじやってもいい?」
「いいよ!お父さんもやろっかな…。あ!百円玉1枚しかない。トモカやりな!」
「いいの?」
「いいよ!」と、百円玉を渡してくれた。
「ありがとう!」
このおみくじの結果が、手術や今後のガンの結果かなと勝手に自分で思い込んでいたから、緊張しつつおみくじを引く。
ドキドキ…
中を開けてみる。
「え!お父さん大吉だよ!」
「え!まじか!凄いじゃん!!」
「私おみくじで大吉なんて引いたことないよ〜!」
神様が「大丈夫だよ!手術は成功するから安心して」と応援してくれている気がした。
このことで、少し手術に対しての不安が消えた。
別の日に友達と神社へ寄った時、おみくじを引いたらまた大吉を引いた。
おみくじを引く時に「大吉じゃなかったら失敗するのかな…」とか不安に考えてたことが神様にバレちゃったからかな?
なんて思いながらも、手術に対する不安は薄れていった。
家に帰って大吉を2回連続で引く確率を調べると約3%以下だった。
「家族も主治医の先生も神様も応援してくれてるし、手術絶対成功するぞ!信じよう!」と奮起できた。
家族や神様も含めてみんなに感謝した。
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