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地域全体で子どもを見守るという意味と意義

今回の幼稚園送迎バスの子ども置き去り事故が多く報道されていますが、


少し違う視点で書きたいと思います。


その前に報道機関にお願いしたいのは、


報道することで世の中を良くするという、本来の目的に立ち返ってほしい!ということです。


事件や事故が起きるたびに、関係者を叩いたり、非難することで、反省や周囲にチェックや振り返りを促すということは、大切だと思います。


でも、それが済んだら速やかにでは今後どうすればいいのか?という話に切り替えてほしいのです。


改善策の話をしないと、見る側が興味がわくからとか、それでまたアクセス数が稼げるからと叩き続けるだけでは、次に繋がりません。


みんなで叩き、非難をして稼ぐだけ稼いだら、それでおしまい!見る側もスッキリ!では報道機関としての使命が果たせていないと思いますが、いかがでしょう?

最近はタイトルを捻じ曲げて興味を惹き、動画や記事のアクセスを稼ぐということが横行しています。

普通に大新聞などがしていますよね?!

昔は報道機関や記者自身に正義感や使命感がもっとあったように思うのですが、違うのかな。。

今まで通りに手法では稼げなくなったから、何でもしないといけないということなのかもしれませんが、それでいいのかなって。

報道機関に対するお願いはこれくらいにしておきまして、、


私が今回お話したいことは、


幼稚園などで子どもを送迎して頂いている、運転手さんのことについてです。


今回の事故は高齢の園長が代役をしていたとのことですが、


そのことはまた別の問題として置いておきまして、


普段様々な保育現場で活躍されている、運転手さんのお仕事についてですが、


運転手といえども子どもに関わる仕事ですので、


様々な子どもに関することに気付くことが出来る立場にあります。


直接かかわることは無かったとしても、見たり聞いたりする立場だと思います。


例えば、


・虐待が疑われること(教師や保育士、放デイ職員なんかは通報の義務があったと思いますが、運転手は義務までは無いと思われます。)

・子どもがいじめられていることに気付く


・子どもが行方不明になっていることに気付く


・子どもが元気がないことに気付く


・保護者の様子の異変に気付く


などが可能な立場でもあります。


全てをお願いしたい訳じゃなくて、どれか一つでも出来そうなところで結構ですので、意識して頂けたらと思います。


深く意識して頂きたい訳ではなくて、日々の運転業務が中心であくまでもそちらが大切ですので、もし気付けたらという感じです。


それらが本来の仕事ではないことは重々承知の上ですが、


子どもに関係するお仕事ですので、少し意識を持ってもらうことはお願いしたいと思うのです。


もしそれが難しい!やりたい仕事とは違う!ということであれば、


お気持ちはわかりますし、それもおっしゃって頂けたらと思います。


今までやってこられていない方もたくさんいらっしゃると思いますが、少し意識を持ってもらうだけで、子どもの将来を良くすることが出来るかもしれません。


保育に興味を持ったり、子どもが好きである必要はありませんが、気になることがあれば、現場の職員に伝えて頂くだけで、子どもが救われることがあると思います。


個人情報やプライバシーの問題がありますので、外部で話されるのは禁忌事項ですが、現場にいる職員に一言伝えることは問題がないと思います。


元々教育や保育、福祉を目指されていて、送迎バスの運転手になった訳ではない方が、多く居らっしゃるとは思いますが、子どもに関係をするお仕事を選ばれたということで、子どもを見守る一員になって頂けたらと思います。


そこで、地域で子どもを見守ることが出来る立場を他にも考えてみました。


・登下校時の交通安全のボランティアさん

・子どもがよく通うコンビニの店員さん

・図書館職員

・おもちゃ屋さんの店員

・ゲームセンターの店員

・塾講師や習い事のインストラクターなど

・日々子どもとすれ違う人々

・お菓子屋さん

・本屋さん

・公園の職員

・子どもの家のご近所の方


他にもまだまだあるかもしれませんね笑


私が子どもの頃は、毎日のようにおもちゃ屋さん、本屋さん、駄菓子屋さん、熱帯魚とか金魚屋さん(水族館って書いてましたが笑)に通うのがルーティンでした。


毎回買うわけではないのに苦笑


直接声をかけたりする必要はないかもですし、もし声をかけるなら、挨拶程度がいいかもしれません。


逆に怪しまれることもあるかも?!


ただ、子どもの変化や異常に気付いたら、保育所や学校、それらが不明な場合は保健所、役所の児童福祉担当の課などに連絡をして頂けたら、多くの子どもたちの将来にとってプラスになると思います。


今の世の中は、いろんな意味で子どもが負担になっていると感じている人が多いので、日々自分の生活でいっぱいいっぱいなこともあり、難しいのかもしれません。


でも、子どもはより多くの目で大切に見守り、それが子どもの将来をよくして、よりよい社会を作っていけると思っています。


一人ひとりの大人が子どもを見守る一員となって、将来の社会を築いていく子ども達のために、一助となれたらと思います。




ご意見等ございましたら、コメントで頂けると嬉しいです☆とても励みになります☺

国試保育士遊asobu☆


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