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(お勧めの映画レビュー)シン仮面ライダーの魅力と庵野監督のねらいとは?!

この度、Amazonプライムで配信されます、シン仮面ライダーを見た感想や私なりの評価を書いてみようと思います

最初から見る予定でしたので、賛否ある評判は参考にしませんでした😓


私の感想はというと、結構楽しめました

庵野監督作品ということで、見ることに決めていたのですが、

サービス心もやっぱり感じましたし、石ノ森章太郎先生リスペクトも感じましたし、新しく仮面ライダーを見る方にも、楽しさがわかるように演出していたように思います。


テーマ性

テーマ性をあまり感じることが出来なかったのですが、それが庵野さんファンや昔から仮面ライダーに詳しい人の不満なところなのかも?!


テーマ性を感じるところといいますと、、

親子の絆

誰よりも強い力(権力者)をもってしまったら、どのように使うのが正しいのか?

AIの支配は人間を幸福にするのか?

想いを引き継ぐためには、個人の人生や存在は意味がない?(繋げることに意味がある)

一人よりも協力する、仲間や繋がることの大切さ?(一人の力はいくら頑張っても、ちっぽけなものにしかならない?!)


明確に主張しているというよりも、どれもさらっと流れるようにあちこちに疑問を投げかけるように、テーマが存在します。

鈍感な私が思いついた程度ですので、他にも盛り込んだテーマはあると思います😓


悪の存在も、結局家族であったりして、明確ではありません。

今の社会に、明確な巨悪は存在しないということなのかも?!


好きなところ

私がお気に入りで、あこがれるのは、仮面ライダーのカッコ良さ☺

  • 変身シーン🙌

  • サイクロン号🙌

  • 戦闘シーン🙌

それは子どもの頃と変わらないんだなあと、この歳になってもあらためて思いました。

それに、怪人ではなく、オーグの気味悪さを感じる感覚も蘇りました😨

これは私の中で、大きな発見!でした☺

ありがとうございます!、庵野監督!!仮面ライダー!!、そして石ノ森章太郎先生!!


庵野さんの作品

これまでのシンシリーズを振り返ってみますと、、

シンゴジラは、もし現代にゴジラが居たらこうなる!というのが、リアルに感じられる楽しさがあり、庵野さんのオリジナリティが感じられました。
それも、元々ゴジラは映画での作品で、それぞれの監督や脚本で違うテーマになっているということから、オリジナルがやりやすかったのかも?!

シン・エヴァンゲリオンは、当然庵野さんオリジナル作品ですので、サービス精神をプラスして、自分の想いを全て詰め込んだものになっていると思います。

そして、シンウルトラマンと今回のシン仮面ライダーについては、原作が漫画であったり、テレビ版であったりして、大本の作品が明確にありますので、それをリスペクトしないといけないというのが、庵野さんの本心にあったようですね。

ご本人もパンフレットの中でおっしゃっていますが『自分のやりたい仮面ライダーではなく、恩返しのつもりで』作ったのでしょう。

だとしたら、今後は庵野さんのオリジナルを詰め込んだ作品も見たいような気もします☺

恩返しは、もう十分すぎるくらいされたと思いますので🙌


原作リスペクトと、サービス精神と、優しさが庵野さんらしさなのかもしれませんが、勝手な個人的希望です😓


もし、純粋な庵野さんオリジナル作品を作るなら、シンウルトラマンやシン仮面ライダーではなく、今も新作が作り続けられているように、ウルトラマンなになにとか、仮面ライダーなになにとか、全く新しい題名にしないといけないのかもしれませんね。


対象の子ども

RG12ということで、12歳以下は保護者同伴ということですが、空想世界と現実世界と区別がつく、年長あたりからでも楽しめそうに感じました。

実写で血がやたらと跳びますが😓、リアルな感じではないんですよね。

保護者のサポートがあれば、一緒に楽しめると思いました。

物語はそれほど難しくはなく(深くみると違うかもしれませんが、、)、仮面ライダーの変身やサイクロン号、盛沢山の戦闘シーン、次々に現れるオーグなど、見た目の楽しさが十分にありますので、子どもも楽しめる作品だと思います。

庵野監督は、どちらかというと大人向けに作った作品なのかもしれませんが、結果的には子どもに受ける作品になったのかも、、


制作の裏側話

シン仮面ライダーの制作のドキュメンタリー番組が、NHKで放送されていました。

庵野監督の想いがとてもよくわかる、番組でとても興味深かったです☺

庵野監督に振り回される、出演者やスタッフが描かれていましたが、私は作家性というか、作品は監督のイメージを再現するものと言うのが大前提だと思っていますので、特に違和感が無かったのですが、今の時代だと、それが立場を利用したパワハラだとか言われそうなのが、ちょっと気になりました。

実際に、アクションスタッフが、意見の相違で引きあげられそうになるということもあったようです。

庵野監督の意図としては、ヒーローと悪役との闘いの見た目のかっこいい、よくまとまっているエンタメやフィクションを描くというよりも、ヒーローや悪役といっても、実写であり人が演じているものならではの、人間臭さや泥臭さをそのままリアルに表現したかったのではないかと思います。

元々の当時の作品も、現場のその場での思いつきや急遽考えたことをそのまま演じたりということが、割とあったのではないでしょうか。

今のようにAIもなければ、パソコンもないですし、計算され尽くした演出というよりも、行き当たりばったりのようなこともあったのでは、と想像されます。

今のように、完璧に洗練された流れがあって、それに乗って綺麗にアクションが続いていくというような、いわば予定調和のようなものにはしたくなかったんだろうなと。

それが庵野監督の『シン』のイメージというかですね☺


個人的には、長年やってこられたアクションスタッフの想いはあるでしょうけど、私は監督が最終決定をするのが当然だと思っているので、結果作品がヒットするかしないかはまた別の問題で、少し違和感を感じたのですが、皆さんはどう感じられましたでしょうか?

今後は、スタッフの意見を聞きながら、気配りをして調整をしながら作るのが普通で、庵野さんや宮崎さんのような、作家性が強く現れた作品はもう出てこないのかもしれませんね。

宮崎さんも今回の作品で、これまで作るのが難しかった自分の想いに特化したような作品を作ったようですが、、☺

でもそれは、宮崎さんのような方でも、今の立場になってようやく出来ることなのかもしれませんね😓


最後まで、(お勧めの映画レビュー)シン仮面ライダーの魅力と庵野監督のねらいとは?!、をお読みいただき、誠にありがとうございました。

もしご意見ご感想などございましたら、コメントで頂けましたらとても嬉しいです☺

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