子どもが政治家に使われる危険
もうすぐ選挙ということもありますが、、
子どもは無垢で純粋性が、様々な経験を積んで汚れた大人に比べて笑、とても高いですので、
ともすれば、
政治家の好感度を上げる、
出汁に使われる危険があります。
このことは、
子どもを守るという意味でも、
とても重要です。
もし、
子どもが何かに困っていて、
(例えば学校が暑くて勉強が出来ない!なのでクーラーを設置してほしい!など)
政治家に直接お手紙を渡したい!となった時、
政治家はここぞとばかり、
期待に応えようとすることがあります。
子どもの期待に応えることが、
その周辺にも影響を与え、
政治家の好感度を上げることに繋がるからです。
(もし、そのような魂胆がなかったとしても、好感度が勝手に上がります。そのことが重要なのです。)
子どもがお手紙を渡したい!と考えるのは、
もちろん、素直な気持ちからだと思います。
でも、
直接政治家に伝えると、
出汁に使われる可能性が出てきます。
もし受け取るなら、
一市民の声として、
国会や地方議会、自治体の判断にゆだねる!というのが、
正しい手続きでしょうね。
受け取るとしても、
周囲のスタッフや職員に受け取ってもらい、
様々な影響がありますので、
直接政治家は合わないというのが、
公正な政治家ではないでしょうか。
もし、
子どもの気持ちを尊重して、
直接政治家が受け取るのであれば、
(話し合うためにしかるべき機関に)渡しておくね!という事を伝えるということだと思います。
そこで、直接要求に応えてしまうのは、
公正ではないと思います。
もし、
それでも答えたい気持ちが強いのであれば、
まず、子どもに謝罪することです。
本当は我々大人が子どもが困っていることに気付き、
すぐに改善するのが仕事だったのにね、、と。
そして、
これまで改善してこなかった、
政治家や公務員などが反省を示すことです。
それを子どもの要求に応えた政治家の手柄で終わらせるべきではないと思います。
そのような事を評価してしまうと、
一政治家の評価が上がるのみで、
子どもが困っていることに気付いたら、粛々と改善していくのが本
来の大人の仕事なのに、
そこが変わらないままになってしまいます。
子どもを使うと、
簡単に好感度を上げることが出来てしまうのです。
子どもは当然人生経験も少なく、
まだ税金の意味も理解出来ていないですし、
経済的な感覚もあまりありません。
そのような子どもの要求に直接政治家が応えるのではなく、
子どもが困っていて必要であるのなら、
身近に関わっている大人が察知してすぐに行動し、
改善するのが、
本来の大人の仕事であり、
本当の意味で
子どものためになると思います。
子ども関連の政治的なこととしましては、
保育、教育、子育てのというようなことになると思いますが、
そういう部分で大人が率先して動き、
政治的に改善されていくようになることの方が、
子どもにとっても社会全体にとっても、
とても有益だと思います。