見出し画像

TGT【FY22 Q4決算】

(全文無料でお読みいただけます)

Target Corporationが2/28(火)米国市場の取引開始前に決算発表を行っています。


✔︎ 決算内容

⭕️ EPS $1.89(1.40)【YoY-41.1%】
⭕️ 売上 $31.40B(30.72B)【YoY+1.3%】

✔︎ 次期ガイダンス

❌ EPS $1.50-1.90(2.14)【YoY-21%】
📌 既存店売上高:1桁台前半の減少~1桁台前半の増加
📌 営業利益率:4-5%

✔︎ 通年(FY23)ガイダンス

❌ EPS $7.75-8.75(9.23)
📌 既存店売上高:1桁台前半の減少~1桁台前半の増加
📌 営業利益率:$1B以上の増益

✔︎ CEOコメント

📌非常に厳しい環境が続く中、第4四半期に既存店売上高を伸ばすことができた
📌飲食料品・美容品・生活必需品が好調で、低価格帯カテゴリーの継続的な軟調さを相殺した
📌今後、我々は手頃な価格・品揃え・気軽さ・便利さなど差別化の努力を続けるなど長期的な戦略の実行に重点を置いていく
📌来年度は長期的な成長を支えるため、積極的な設備投資と効率化を追求する

✔︎ 損益計算書抜粋・業績推移と見通し

✔︎ 情報ソース

✔︎ 各紙報道・要約

▶️日本経済新聞

📌売上高は1.3%増で必需品の販売は増えたが、衣料品などの値引きが全体の採算を圧迫
📌食品・飲料の売上高は2桁台前半、化粧品は1桁台後半の伸びを示し、衣料品など裁量消費の減少を補った形➡︎特に低価格のプライベートブランドが好調
📌必需品以外の在庫削減を進め、在庫は3%減と22年8-10月期の14%増から縮小➡︎市場は在庫改善を好感し、株価は一時2%超上昇
📌一方で在庫圧縮を優先した結果、大幅な値引きにより、営業利益率は目標の6%を下回る3.7%と採算性は悪化
📌ブライアン・コーネルCEOは「個人消費の抑制的な環境を踏まえ、慎重に計画を立てている」と述べ、「(営業利益率は)早ければ24年1月期に6%に到達する可能性がある」とした

▶️Bloomberg

📌第4四半期(11-1月期)は好調な決算だったが、24年通期は慎重な見通し示す
📌裁量的消費の需要が不安定なことが背景に
📌同業のウォルマートも先週、堅調な11-1月決算と共に慎重な見通しを示しており、米小売業では販売や景気の見通しが立てにくくなっている
📌昨年の早い時期には需要冷え込みなどを背景に、40%余り増加していた在庫は減少に転じている


✔︎ 注意事項

本記事の作成・投稿にあたりましては、当該企業発表の決算情報等を入念に確認し、正確なものとなるよう努めておりますが、錯誤や誤植などの可能性があることをご留意ください。なお、投資にあたりましては、各々で再度情報を確認されることをお勧めいたします。

当面、無料で全ての記事をご覧いただける形で運用していく予定ですが、記事購入の形で支援を頂けると、非常に嬉しく思います。頂いたご支援で新たなコンテンツ導入なども検討していきますので、よろしくお願いします。

ここから先は

0字

¥ 100

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

チップありがとうございます!励みになります!