人気の減った通勤電車で


緊急事態宣言が出されてから、はや2週間程。

電車に乗る人もさすがに減った。

いつもなら座れない車両が、行きも帰りも座れる。

あの満員電車で見てたたくさんのため息も、

今思えばそれはそれで好きだったのかもしれない。



同業他社でテレワークが進んでいく。


「ノートパソコンを支給されて在宅で仕事してます。」

「正直、事務所出なくても仕事はできますね。」


一方私が働いてる会社ではそんな雰囲気は微塵も感じない。

有給と特別休暇を使って交代出勤をするなどといった対応だ。


正直休みにしたところで、先方から電話は来るし、

メールも社用携帯で見れるので何かしら対応をしている。

どうしてもこの中途半端な感じがモヤモヤする。



そしてハッキリわかってしまったことがある。


自分自身が仕事上でかかわる人間をあまり好きでないということ。


交代出勤で休みになっているときに、

社内の人間にも、社外のお客さんにも、

会わなくていいんだ

というふうに考えるだけで体が少し楽になる。



このご時世、仕事以外の人と会うこともできないということを考慮すると、


仕事で誰と付き合っていくか、

社内に自分が尊敬できる、なんでも話せる相手

それがいるということは必要事項だ。

嫌でも顔を合わせないといけない時がある。

それは多大な労力を要する。


せめて会いたいと思える人と一緒に仕事したいな。

会いたい人にいつでも会えるのであればそんなことは思わなかった。

この自粛期間でそんなことを思ってしまった。


結局仕事で大事なことは、

誰と働くか。


一緒に働きたいと思ってもらえるようになりたいな。





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