24M Vol.6 "東東京で働く人、住む人でつくるWEBメディア"
=ABOUT 24M=
"24M”について
『24M』は ” 東東京で働く人、住む人でつくるWEBメディア” として誕生しました。
記事の内容は、書く人が日々感じていること、興味のあるものを本人の主観で紹介するというものになっています。
私たちの『24M』が綴る東東京をぜひご覧ください。
-VINTAGE CLOTHES & COFFEE-
< honyarara coffee >
ホニャララコーヒーは、実店舗がなく、ユカとコミが企画するコーヒーと古着(展示)のお店。
" 美味しいコーヒーのある場所に生まれるカルチャーな話と出逢い " づくりをモットーに、友人や、出店を通して知り合ったお店、場所をお借りして、活動をしています。
コーヒーの焙煎を始めたきっかけは、ユカがパン屋で働いていた時にお世話になっていた近所のコーヒー屋さんが、ロースタリーをオープンすることを知り、2人で焙煎体験をしたことでした。
コミは、学生の時から続いている異常な古着収集者です。 買っても全てを着るわけでない服のメンテナンスに追われている日常は、趣味を超えて本格的です。
いまは、わたしも教えてもらいながら古着の収集をすることが増えました。 そんな背景を持って、"自家焙煎コーヒー と古着(展示) のペアリングとか言って、変わった活動をしていきましょう!" が ホニャララコーヒー の 「個性 」として加速しました。
ホニャララコーヒーのコーヒー豆 は、その時に面白い、美味しそうと思った生豆を購入し、それぞれの豆のポテンシャルに合った 焙煎をしています。
出来上がった豆のストーリー や味わいを噛み砕き、そのとき着目している服にリンクさせ、空間をつくり、コーヒーを提供しています。
そんな、場所に囚われない活動も1年が経ちました。 これからも、わたしたちらしく、いろいろなことに関わりながら活動していきます。(文 : 藤巻由香)
-UNIQUE-
音楽の話になるベーグル屋さん "Le bage”
ある時、根津千駄木周辺を歩いていて、"Le bage” というベーグル屋を見つけた。
そのお店に入り、テイクアウトの支払いをしていて、マスターのTシャツがサカナクションのライブTシャツなことに気付いた。
「…音楽好きなのかな?」
CM曲で聞き覚えがあったくらいで、コロナ禍でサカナクションを知るまで『夜の踊り子』という曲しか知らなかった。
-INTERVIEW-
Interview 02 -白石水遼さん-
24Mでは、東東京で活動されている魅了的な方をご紹介いたします。
今回は、24MのVol.6とVol.7のデザインを手掛けるデザイナーの 白石水遼さん をインタビューさせて頂きました。
現在、白石さんは多摩美術大学グラフィックデザイン学科に通われています。
これからが、すごく楽しみな白石さんの記事をぜひご覧ください。
→掲載記事はこちらをご覧ください。
-TRADITIONAL-
Three piece suit
ー下町と、トラッド。ー
雑多なアメ横をスリーピースで颯爽と歩く。
日本だけでなく世界中からやってきた多種多様な人々が行き交う上野にはドレスコードなんて存在しませんし、年中、半袖短パンなんて方もチラホラ。
そんな上野を正統派トラッドスタイルであるスリーピースで着飾り歩いてみる。
一見場違いなように思われるかも知れませんが、上野はあの”SHIPS”の前身”ミウラ”が誕生した地でもあり街で働く人もファッション感度が高い背景があります。
大統領や餃子の昇龍、珍珍軒、時にはカドクラのような立ち飲みスタイルのお店とスリーピース
普段飲むハイボールも違った味わいになるやも。
そして二軒目には少し足を伸ばして湯島や根津のBARで落ち着いた時間を過ごすのがダンディーな下町ユーザーのお約束。
そんな時もスリーピースなら気兼ねなく乗り込めるかと。
もちろんスリーピースなんて着たことがないという方にもお薦めの一着がございます。
D.C.WHITEが提案する”IVY BASIC SUITS”。
英国文化に影響を受け独自の発想で進化してきたアメリカファッション。
その代表ジャンルである ”IVY STYLE” をベースに現代のトラッドを体現したこちらのスーツはビジネスシーンから華やかなパーティーでも胸を張って着用頂けるそんな一着となっております。
嘘だと思ったらぜひFreeportへ
スリーピースの奥深い世界にご案内致します。
もちろん、上野のディープな世界も。 (文 : 藤島 貴志)
-KISSA☆GOHAN-
“BOCK”の美味しすぎるホットドック
喫茶店に求めるニーズは人それぞれ。 束の間の休憩、楽しいお喋り場、オフィス代わり、まさに十人十色。
BOCKさんはまさにそんな様々なニーズにバッチリ応え、さらにはガッツリお腹も満たして帰って欲しいという思いからスタートされた夢のようなお店。
2023年3月21日にオープンされた”BOCK”さん
オーナーの柿沼さんが”自身が通いたくなるお店”をコンセプトに、PC作業をしやすいカウンターを始め仕事も出来て、食事も出来て、人とも会えるそんな空間を構築されています。
自身がホットドッグ好きということもあり、一品で満足できるホットドッグを作りたいという思いから店の看板メニューとなっている。
このホットドッグはお店オリジナルのソーセージを専門の工場にて製造している。
合わせるパンも固さと味わいがあるものをと有名ホテルでも使用している上質なモノを。
そして、素材を一番に楽しむためにケチャップをかけず塩気の効いたキャベツが添えられて歯応えも心地いいホットドッグが完成する。 (ご希望にあわせて、ケチャップのトッピングも可能)
ガブっと、コーヒーブレイクが出来るBOCKさんは毎日でも通いたくなる絶妙な空間です。(文 : 藤島 貴志)
”銀河JOY” 私的に銀河系いちばんの喫茶店
上野の純喫茶は流行りに流行って、行列ができるほど、すごく混んでいる。
地元の自分が通っていた喫茶店の王城、ギャランはすごい人気になり、嬉しく思う気持ちと気軽に行けなくなったという複雑な気持ちが混在している。
今や上野の喫茶店難民になった僕は、最近とんでもなく気に入ったお店を東上野で見つけた。
その店の名前は、『銀河JOY』。 ほどよくヴィンテージな装いのビルの二階にあるお店。
決して見た目が入りやすい店ではないので、はじめて店に入る前はちょっと緊張したが、店内に入った瞬間、『ここ、なんかいい』と確信した。
店内は、ざわざわしていなく、店の外の世界と断絶された独特の緩やかな雰囲気を持っている。
食事は、どれも美味しいが、特におすすめしたいのは、メンチカツカレー。
家庭で作るカレーライスをめちゃくちゃ美味しくしたような素朴なんだけど後を引く感じが絶妙すぎる。
素朴で美味しいって、これなんだと、久しぶりに感じたり、本当にちょうどいい味。
店内でチャキチャキと働いている方は、自分の母よりも少し若い世代くらいで、すごく優しい。
働いている人の感じも、なんか落ち着く味も、自分にはとてもしっくりくる。
お店の名前のとおり、今の僕には銀河系で一番楽しんでいる喫茶店ですね。
(文 : 荒岡 敬)
=STAFF=
Editor in Chief
荒岡 敬(RUTTEN_)
Designer
白石水遼
Editors
横山 淳一
藤巻由香(honyarara coffee)
藤島 貴志 (FREEPORT)
小林 浩平(にっしんカメラ)